2021/3/29 | 投稿者: 鹿苑院

岐阜市の金神社には何回も参拝している。そこを主目標として行ったことは友人の結婚式の一回だけで、あとは岐阜市街に遊びに出た時のついでである。ついでで行けるくらいに中心街のど真ん中にある抜群のロケーションなのだ。

その金神社の神様が同じく岐阜市の伊奈波神社の神様の妻に当たるとは浅学にも知らなかった。そして、岐阜市と各務原市の境あたりに手力雄神社がある。この三社を巡る面白い話を知ったので紹介したい。

金神社の神様は大変な美人だという。この評判を聞いた手力雄神社の神様(その名の通り、天照大神が籠った天岩戸を開いた力自慢の神様である)が伊奈波神社の神様にバレないようにこっそりと夜這いをかけようと企んだ。
決行の夜、空豆畑に踏み込んだ手力雄神社の神様は踏んづけて飛び出した空豆が目に当たったりしてヒイヒイ言っている間に夜が明けてしまい、企みは失敗に終わった。
恨み重なる空豆を以後は栽培してはならぬと里人に命じたので、岐阜市の長森地区では厳格な人になると生まれてこの方一度も空豆を食べたことがない人もいるらしい。
冷静に考えてみると空豆は何も悪いことをしていないばかりか悪事を止めた殊勲者と言ってもいいのだが、まことに面白い話である。
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