2016/9/15 | 投稿者: 鹿苑院

普段木曜日は休診日なのだが、今日は全員出勤。何をするかというと、外部から経営コンサルタントを呼んで労働形態の改革案を話し合う。外部の経営コンサルタントというのは所詮はそこで働かない人なので、彼らが出す案というのは実行すればお客さんは喜ぶだろうが従業員の負担・疲弊には無頓着ということが珍しくない。

日本人らしいといえばらしいのだが、コンサルタントが出す案に対してうちのスタッフたちは困ったような愛想笑いを浮かべるだけで、正面から疑義をぶつけたのはオレだけだった。オレも日本人のはずなのだがこういう同胞の特性が理解できないままここまで来た。

一方的に「こうすることに決めましたからこうしてください」と独裁的に押し付けるのならわざわざ休日出勤させて話し合いをしなくてもいいはずで、ということはこの改革は民主主義で行うつもりということになる。
意見を衝突させてブラッシュアップしてより良い妥協点を見付けるのが民主主義なのに、日本人には他者との衝突を避けようとする人が多い。では自分の意見を言わない代わりに決まったことには必ず従う覚悟があるのかといえばそうでもなく、改革案の施行後しばらくして「私はついていけないので辞めます」と辞表を出すのが火を見るよりも明らかである(そうやってスタッフが大量離脱した歯科医院をいくつも見てきたし話にも聞いてきた)。

「辞めます」というスタッフたちに言いたい。その改革が検討されていた時、あなたは何をしていたのだ? 阻止するチャンスはちゃんと与えられていたではないか。その大事な時に愛想笑いだけ浮かべて何もせず、決まった後で文句を言うとは何事か。そんなことでは民主主義の構成員としても独裁体制の臣民としても失格である。

ちなみにオレは普段はファシストに片足を突っ込んだような考え方でいるのに、意見を出して戦わせるというまるで民主主義者のような振る舞いをしてしまった。反省している。
0

2016/9/15 | 投稿者: 鹿苑院



気概に満ちた力強い歌だ。
0




AutoPage最新お知らせ