2016/2/18 | 投稿者: 鹿苑院

よく混同されやすいが粉茶と粉末茶は違う。前者は煎茶の製造工程で出てしまういわばクズを集めたもので、後者は煎茶の葉をわざわざ粉末にしたものである。回転寿司に置いてあるのは後者。

粉茶は粉末茶のように湯に溶けるものではないので、茶漉しの上からザッと熱湯を注いで抽出する。ちゃんとした葉と違い、これだけでじゅうぶん濃く出る。
この粉茶は寿司のあがりとして江戸っ子に好まれた(回らない寿司屋は粉茶で回転寿司は粉末茶なのだろうか)。江戸っ子であればぬるい茶は好まないし、気が短いから抽出時間が長いのも良くない。熱湯ですぐ出せる粉茶は江戸っ子にうってつけなのだ。
江戸っ子でなくてもこの寒い季節には熱い茶を飲みたいが、ほうじ茶ではなく緑色の茶が欲しい時に重宝する。
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