2014/9/29 | 投稿者: 鹿苑院

最高のお茶請けは趣味に関する会話なのだが、それは反則なのでちゃんとした食べ物で考えよう。

日本茶といえばやっぱり正タッグパートナーは和菓子だが、毎日食うのは体に悪そうだ。洋菓子も同じ。
では漬物はどうかと考えたが、これも塩分がやばそう。酢漬けならいいかもしれないが。

スーパーを歩いていたら、天啓のように最適な物が目に飛び込んできた。山岡荘八「徳川家康」において、松平広忠がこれを常食して健康を取り戻したというあの食品──チーズである。日本茶にチーズは一見ミスマッチのようだが、意外に合うらしい。むろん体にもいいし、長期保存もできる。

オレは表面に白カビが生えていて中がトロリとしたこのタイプのチーズが好きだ。また休日にでも買ってこよう。

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2014/9/29 | 投稿者: 鹿苑院

このニュースで掲示板がお祭り騒ぎになっている。8割以上は生前の悪行を批判するものだ。惜しい人を亡くしたとか、ご冥福をお祈りしますとかのコメントはごく少数。
死んだらみんな良い人、死者の悪口を言ってはいけないというようなことを言う人もいるが、オレはその考え方には与しない。死は誰にでもいつか必ず訪れるものだし、死んだからといって帳消しにできないこともある。

「北朝鮮は拉致などしていません。なぜなら北朝鮮がやっていないと言っているからです」

「私たち日本社会党は、金日成主席の懸命な指導のもとに、朝鮮民主主義人民共和国の人民が社会主義建設でおさめている輝かしい成果を評価します」

「朝鮮革命と社会主義建設の偉業を輝かしい勝利に導かれ、朝鮮の自主的平和統一、アジアと世界の平和の為に類なき貢献をつくしておられる偉大な指導者金日成主席を私は心から尊敬し、万年長寿を祈り、今後の友誼を願って、私の発言を終えたいと存じます」


この一連の発言でもわかるように異常なほどに北朝鮮への肩入れをしているし、自分が自衛隊が嫌いだからという理由で阪神大震災の時に自衛隊の出動を止めて被害の拡大を招いたことも見逃せない。しかもそれに関して誤りを認めもせず、謝罪もしていない。死んだというだけで過去の悪事の追及を打ち切っていては、第二第三の土井たか子が生まれるだけだろう(もう生まれているが)。

この人が本当にそれを正義と信じて働いていたのか、それとも北朝鮮の工作員か何かで悪意を持って立ち回っていたのかは知らない。いずれにせよ、その晩年には一生かけてやってきたことのほとんど全てが否定されていたわけで、そういう人生だけは送りたくないもんだなと思う。

なお、こういうメチャクチャな人でも国会議員になれたのは朝日新聞式左翼全盛の時代だったからということもあるが、自民党が消費税導入を言い出したためにそれに反対していた社会党に票が流れたことが大きい(マドンナ旋風)。
今でも消費税増税をほのめかすと内閣支持率が急落する現象が見られるが、国防・外交などには関心を示さず消費税への姿勢だけを評価基準にして政党を評価するのがいかに危険か、マドンナ旋風の反省を日本国民がちゃんとしているとはどうしても思えない。
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2014/9/27 | 投稿者: 鹿苑院

昨日見たテレビで奈良の旅をやっていた。奈良の寺々は京都のそれとは異質な感じがする。

京都のそれは平安鎌倉以降の宗派の違いが固定された寺なので、「この宗派の信徒じゃないんですけどお邪魔します」というようなよそよそしさがどこか漂う(不快ではなくむしろ心地良い緊張感だが)。
それに対して、奈良の寺は誰でも入っていい無宗派の寺という感じがする。むろん感じがするというだけのことで奈良仏教にも華厳宗や法相宗など宗派はちゃんとあるけども、その宗派独自の教義や主張を鎌倉仏教ほど前面に押し出していない。だからどの宗派の信徒でも違和感なく入れる。
京都の寺がかっちり区分けされたフォーマルな場だとしたら奈良の寺はシャツ1枚で縁側で昼寝できそうな気安さがある(だからって本当にやるなよ)。なおこの分類でいうならオレの中では清水寺は奈良の寺に分類される。

その誰でも入れる奈良の寺でも入れない人もいるらしい。一応仏教を名乗っている宗教団体を信仰している家の親が、修学旅行でその子を絶対に寺や神社に立ち入らせないでくださいと教師に要請したためにその子は他の子が見学している間じゅうずっと外で待っていたという。魔が取り付くから…だそうだが、東大寺や法隆寺すら魔所と見做すぐらいなら仏教名乗るのやめちまえ!と思う。
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2014/9/25 | 投稿者: 鹿苑院

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これが東條英機だって。もういいかげんにしてほしいわこの風潮。国のために一生懸命戦った人に失礼だよ。
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2014/9/24 | 投稿者: 鹿苑院

駿府城に妖怪が現れたとする伝説がある。子供くらいの背丈で顔と体の区別がはっきりしない形をしており、指の無い手で空を指しながら庭に立っていたという。家康公の指示で追い出したらしいが、後でその話を聞いた知識人が言うには、それは封(ほう)という妖怪で、捕まえて食べれば無敵になれたのに惜しいことをしたものだ…と。しかしいくらなんでもそんな得体の知れんもの食う気にはならんわな。
これは妖怪ではなく宇宙人だったのではないかという人もいて、家康公と宇宙人が邂逅していたと想像してみるとなかなか楽しい。

ただ、もっと古い時代の書物には「駿府城の庭に乱心したっぽいわけわかんない奴が侵入してきたけど、殺すまでもないので追い出した」としか書いておらず、異形の描写は無い。
おそらく、侵入したのはただの乱心した人間だが、その侵入を許したとなると駿府城のセキュリティー体制はどうなっとるんだという問題になり、徳川家の名折れにもなりかねないために人智を超えた妖怪ということにしたというあたりが真相ではないかと思われる。
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2014/9/23 | 投稿者: 鹿苑院

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とても思い入れがありながら実は一度も訪れたことが無いのが駿府城。家康公が少年時代を過ごし、壮年期を過ごし、晩年を過ごした城であり、江戸幕府滅亡後は江戸城に代わる徳川家の居城となった、「THE 徳川の城」。

個人的な感覚でいえば、駿府は家康公の街、江戸は秀忠公の街という気がする。特に大御所時代の家康公のファンなのでそう感じるのだろう。
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2014/9/22 | 投稿者: 鹿苑院

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ぶらりと入った古本屋で掘り出した一冊。ナチスの戦犯が戦後どのように裁かれたかを示す。ニュルンベルク裁判についても触れられているが、もっと小規模な欧州各地で開かれた諸裁判と、その前段階としての逃亡戦犯の追及の様子が主なテーマ。
全体的によくまとまっていて読み応えがある本だけど、最後の方にドイツと比べて日本はどうかという章があり、これはかつて朝日新聞社で働いていたという著者の経歴らしい内容になっている。つまり「何をぬかしてけつかる」と言いたくなるような内容で、こればかりは蛇足だった。まあ1993年の本なのでその時代は朝日が正義とされていたのだからしょうがない。

なお最近も93歳のナチス残党が起訴されて有罪になった。個人的にはそれはやりすぎではないかと思うのだが、上の本を読めばナチスの犯罪は時効が無いことがわかるので、法律に照らし合わせればやらないわけにはいかないのだろう。

一般的にナチスによる虐殺の被害者は600万人というが、これは本当だろうか? 6年で600万人なら毎日休まず2700人を殺さねばならないが、それだけの遺骨は出てきていない。死体の処理も問題で、土葬にすれば疫病待ったなしだし、火葬するにしても石油不足で苦戦していたドイツ軍がそんなことのために燃料を回すとも考えづらい。
ナチスの強制収容所の代名詞であるアウシュビッツのガス室は戦後に記念のためにとてユダヤ人が再建したもの(つまり実在したかどうか疑わしい)だし、大量に人を処刑するにはガス室は極端に効率が悪く、ナチスがそれを採用し実際に運用していたかどうかにも疑問符が付く。残虐なイメージを固定させるための捏造かもしれないのだ。

上記のようなことはドイツで発言すると逮捕される。あちらではナチスは600万人を虐殺した絶対悪であり、それを検討さえしてはならず、ただひたすらにナチスを憎むことが国是であり義務付けられている。なんだか方向が違うだけでやってることはナチス時代と変わってないような気もする。
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2014/9/22 | 投稿者: 鹿苑院

この信楽焼の一人用サイズの急須を通販で買った。アイボリーは象牙色というよりピンクがかっているとのレビューがあり、評価が低かったのだが、萩焼のような色なのかなと思うとオレにとってはむしろそこが魅力だった。茶漉しがなく、蓋との隙間に刻まれた溝から流れ出てくる仕組みのいわゆる絞り出し急須である。
この急須が家に届いた日はオレは水尾ルートから愛宕山に登っており、地名に恥じず山肌を伝った湧き水が滴り落ちていた。その様子がこの急須からお茶が出てくる様子に似ているので、『水尾』という銘を付けようと思う。

『信楽焼宝瓶絞出急須 銘水尾』
うん、様になっているじゃないか。なお宝瓶とは持ち手の柄がない急須のことである。

水尾は清和天皇が隠居の侘び住まいを構えた地でその陵もあるが、実感としては洛中を出てよくこんな辺鄙な山奥に住む気になったなと清和帝の気がしれない思いに捉われた。よほど俗世に失望する事態があったのだろう。
なお江戸時代初期に後水尾天皇がいるのに歴代天皇の系図を辿っても水尾天皇がいないのは、それがこの清和天皇の別名であり一般的には使われない名前だからである。

さらに余談を重ねると、源氏の祖は清和天皇とされるが本当は陽成天皇とするのが正しい。ただし陽成帝は暴虐の君主であったので評判が悪く、一代遡って清和帝を源氏の祖と称したのが真相である。平安時代には清和(水尾)天皇→陽成天皇の順だったのに桃山〜江戸時代では後陽成天皇→後水尾天皇の順になっているのが面白い。
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2014/9/22 | 投稿者: 鹿苑院

卒業証書に西暦が書かれているのはキリスト教の強制だとして訴訟が起きた。
そこまで気にせんでもいいんじゃないかと思うが、わからない理屈でもない。今まで誰も気にせず問題にもならなかったのは宗教に熱心でない日本人ならではの現象なのだろう。

ちなみにこのブログのサイドメニューを見てもらうと、オレは自分の生年を仏暦で書いている。仏暦にはスリランカ式とタイ式があって1年のズレがあるが、ここではタイ式を採用した。西暦がイエスの生年を起点としているのに対して仏暦は釈尊の入滅の年を起点としている価値観の違いが面白い。
まあ日本といえど仏教徒ばかりではないので西暦をやめて仏暦に統一したらいいのに…とまで言う気はない。日本に一番ふさわしい暦は皇紀暦ではないかと思う。
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2014/9/22 | 投稿者: 鹿苑院

たまたま美容院の待ち時間に手に取った雑誌に怪談が載っていたから読んだ。しかしいつも思うのだが、幽霊というのはなぜああも身勝手なのだろう?
特定の場所に立ち入った人に怪我をさせるとか病気にさせるとか死なせるとかいうパターンが多いのだが、そもそもそこは幽霊さんの私有地ではないし、知らずに立ち入っただけならそんな危害を加えられるほど悪いことをしている訳でもない。この世にどんな怨みがあって幽霊になったのかは知らんが、無関係な人間に危害を加えるとか絶対にしちゃいけないことだろ。そんな心掛けだから成仏できないようなろくでもない死に方しかできなかったのとちゃうんか、ええ?

なお、祖父も同じことを考えていたらしく、「もし先祖が祟るようなことがあったら、そんな先祖ならこっちから縁を切ってやらあ!」と生前に言っていた(ifの話。うちの先祖は立派な人なので、祟っているような事態は起きたことがない)。
その祖父が亡くなった時、菩提寺の住職が浄土真宗の葬式で清め塩を使わない理由を説明するのに「おじいさんが大事な家族に祟るわけがないでしょう? ケガレだの祟りだのとみなして塩で清めるなんて故人に対して失礼極まりない」と言っていた。当然の理だと思う。
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