2014/5/3 | 投稿者: 鹿苑院

居合を齧ってみてわかったこと。日本刀というのは素人が無暗に振り下ろしたって斬れるものではない。考えてみれば当たり前だ。刃はごく薄いので、その薄い部分が対象物に適切な角度で入っていかなければ切り裂くことはできない。素人が振ると途中でブレるので刀身の側面が的に当たるだけになり、ただ叩いているのと変わらない。

剣豪小説で有名な峰隆一郎の作品にはやたらとこの辺りのことについて触れられている(峰隆一郎はエロ小説家じゃねえのかい、と思った方は一応そのイメージを封印してほしい。その気持ちはよくわかるけど
峰隆一郎作品では竹刀剣術はまったく実戦の役には立たぬものという扱いになっている。そもそも断面の形からして真剣とは違い、素振りだけを見ても真剣は空気を切り裂くが竹刀は空気を叩く。ゆえに振った感覚も全然違う。竹刀剣術では刃筋というものをあまり意識しないので面や胴を叩けば一本になるが、それが真剣だった場合に斬れる振り方なのかどうかということは考慮されない。ゆえに峰作品では居合が剣道の上位にある。
ただ、日本刀は鉄の塊なので叩くだけでも敵を戦闘不能にはできたような気が個人的にはする。
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