2012/12/27 | 投稿者: 鹿苑院

12月27日だから大勢至菩薩の話をしよう。阿弥陀如来の2番弟子で午年の守り本尊である(ちなみに1番弟子は彼の兄である観音菩薩だ)。

この師弟で「阿弥陀三尊」という3人ユニットを組んでいたりするが、観音菩薩はソロ活動でも大活躍しているのに対して、勢至菩薩はソロで祀られていることがほぼ無い。オレの知る限り、知恩院の勢至堂くらいのものである。なぜ知恩院にそれがあるのかといえば、法然上人を勢至菩薩の化身とする信仰があるからだ。
なお、浄土真宗では阿弥陀如来をソロで祀ることになっていて、阿弥陀三尊にはしないという建前なのだけど、ちゃっかり左右に観音菩薩の化身たる聖徳太子と勢至菩薩の化身たる法然上人を配していたりするので、これも形を変えた阿弥陀三尊と断定して差し支えあるまい。

ちなみに観音菩薩が慈悲の菩薩なのに対して勢至菩薩は智慧の菩薩である。知性派なのだが力もなかなかなもので、経典には「ひと踏みで三千世界や大魔王の宮殿を揺るがす」と書いてある。賢い上に強いなんてステキだ。
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