2012/12/25 | 投稿者: 鹿苑院

NHK大河ドラマ「平清盛」、最低視聴率は記録したものの終わってみれば良作だったと思う。なんでああも低評価なのか不思議なくらい。
「画面が汚くて見づらい」という苦情が多くあったらしいが、福山雅治の「龍馬伝」でも同じ様式の画面で、その時は「古い映画みたいで感じが出る」と評判が良かったのだから、世の中勝てば官軍なんだと思う。

見ていない父親に「結局どこまでやったんだ?」と聞かれてハタと困ったが、ちゃんと描かれていた「壇ノ浦まで」と答えておいた。本当はダイジェスト風に主要登場人物の末路まで紹介されていたので、時系列的には源義経の自害のシーンが一番最後になるか。

前にもちょっと書いたが、一般的な人気とは逆でオレは義経にはあまり魅力を感じず、頼朝の方に魅力を感じる。それはオレの平将門好きに理由がある。
将門公が成し遂げようとしていたのは東国に朝廷の力が及ばない武家王国を築くことで、後の時代ならそれは征夷大将軍とか幕府という言葉で上手く説明できたのだけど、その当時の語彙ではその言葉にそういう意味はなく、従って代わりに「新皇」を名乗らざるを得なかった──というのがオレの将門認識である。頼朝は将門公の理想を実現してくれた人なのだ。

その観点に立つと、義経が後白河法皇から勝手に官位を貰ったことの重大さも解る。オレも子供の頃は義経贔屓だったので「官位くらいでガタガタ言うなんて頼朝って心の狭いやつだなあ」と思っていたのだが、朝廷の力が及ばない武家王国の樹立を目指しているのに、あろうことかそのトップの弟が思いっきり朝廷の臣列に取り込まれているんでは武家王国も何もあったもんじゃない。頼朝以下、坂東武士団が積み上げてきたものを全部崩壊させかねないとんでもない失策である。すぐに義経が辞官してごめんなさいしちゃえば許してくれたかもしれないが、そのことに気づかず「何が悪いの? 源氏一族の誉れだからいいじゃんよー」なんて言ってたのだから頼朝のイラつきも相当な物だったろう。察するにあまりある。

徳川家康も頼朝贔屓で、「義経殺しちゃうなんて頼朝って残酷だよなー」と口走った家臣を叱責している。彼も頼朝同様に武家王国を築いた将軍なので、ここのところの道理が他人事でなくよくわかっていたのだろう。
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2012/12/25 | 投稿者: 鹿苑院

日本人がクリスマスにチキンを食うのは海外から見ればかなり異常なことらしい。

チキンを食う理由は七面鳥の代用品なんだろうけど、いかんせんそんじょそこらに売ってないからなあ…。
「例えるなら、外人が日本を真似て年越しにペヤング食べるキャンペーンして「なんで大晦日にペヤングなんだよw」と俺らが失笑する感じ」
という指摘が的確かもしれないと思った。

それ以前に、「クリスチャンじゃないのにどうしてクリスマスを祝うの?」と心底不思議がる海外からの声もあった。本当にどうしてなんでしょうねえ。八百万の神の国だからキリストもイベントの神様として定着しているのかもしれない。


追記
昨日のローストチキンは美味かった。
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