2012/4/17 | 投稿者: 鹿苑院

東京都が尖閣諸島を買うという凄いニュースが入ってきた。
大の石原嫌いのオレもこれには脱帽した。このじじいにも良いとこあるじゃんと見直す気持ちである。都が買うということは都民税で買うということになるが、これは税金の有意義な使い方の見本と言えるだろう。ついでに竹島も買ってくれんかな。

本来なら東京都ではなく日本政府が動かねばならぬ筋合いの話。竹島などは明らかな日本領に外国の軍隊が勝手に駐屯したうえ日本国民を殺害し、国際司法裁判所にも言を左右にして出てこないのである(裁判になれば敗訴することが自分たちでも分かっているから)。これは侵略以外の何物でもなかろう。もっと強気に出ろよ日本政府。
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2012/4/17 | 投稿者: 鹿苑院

甲州巨摩郡領主・穴山梅雪の母は武田信玄の姉であり、妻は信玄の娘である。しかも穴山家は武田家の分家。このことから、梅雪の意識には自分を武田の本流に極めて近いものとする考え方があったようだ。それだけならまだしも、中継ぎとはいえ信玄の跡を継いだ勝頼が諏訪家の出であることが勝頼・梅雪両人の不仲の原因になった。

梅雪にしてみれば、勝頼などより自分の方が武田の正統に近いという意識があるからつい横柄な態度をとるが、勝頼はそんなデカい態度の梅雪が気に入らず、当然不仲になる。その結果、梅雪は長篠の戦で勝手に戦線離脱して武田軍の敗因を作るなど、問題行動に奔っていく。

いよいよ武田に滅びの兆候が見えた頃、梅雪は徳川家康の勧告に従って寝返る。ただしこの時の家康からの口説き文句は、「勝頼には死んでもらうが梅雪の子を武田家の跡継ぎとすることで武田家を存続させる」というものであったらしい。武田一族の誇り高い梅雪なら乗って当然の好条件だろう。この梅雪と木曽義昌の寝返りが引き金になって武田は滅亡する。武田武士とみれば降伏しようが寝返ろうが見境なく殺しまくった織田信長も梅雪の功は認めて、助命のうえ本領安堵している。

梅雪が徳川家康の共をして京・堺を見物していた時、本能寺の変が起きた。家康以下徳川家の一行は険しい山越えをして危険地帯を脱出するが、梅雪は「この機会に家康はどさくさに紛れて自分を殺して領地を横領するかもしれない」という疑念に捉われたらしく、別行動を選択している。これが運の尽きで、明智軍の手の者に家康と間違えて殺されてしまった。
「家康を討ち取った」という報告を聞いて喜んだ明智光秀は、運ばれてきた首級が家康ではなく梅雪であることを確認すると、「絶対消さなきゃいけない家康殿を討ち洩らして、ほっといても構わん梅雪殿を討ってしまうとはツイてない」と愚痴ったらしいが、どう考えても首級を獲られた上にどうでもいいやつ呼ばわりされる梅雪の方がずっとツイてない。

ちなみに家康は梅雪死後の領地を確かに横領はしたが、梅雪の子に武田家を継がせる約束は守っている。その子も若くして病死してしまったので本来ならここで御家断絶となるが、家康は自らの五男・信吉に武田家を継がせて存続させるという破格の厚遇をしている。その信吉も若死にすると今度は十一男頼房がこれを継承した。後の水戸徳川家がこれである。

なお、梅雪の妻で信玄の娘にあたる女性も徳川家に保護され、秀忠の隠し子を預かって養育したりした。この隠し子が会津藩の始祖・保科正之である。
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