2012/1/31 | 投稿者: 鹿苑院

「ウルトラマンタロウ」の最終回。東光太郎はウルトラの母に変身アイテムのバッジを自らの意思で返上し、タロウに変身することなく人間・東光太郎の力だけでバルキー星人を倒す。
ラストシーン。ウルトラシリーズの多くは、ウルトラ戦士が地球での仲間に見送られながら宇宙に飛び去っていくシーンで終わりとするものだが、「タロウ」の最終回は光太郎が雑踏の中に歩んでいき、人波に紛れて姿がわからなくなる──というラストを描く。地球を守ったヒーロー・ウルトラマンタロウではなく、何の変哲も無い一青年・東光太郎として姿を消したのだ。

1年7ヵ月勤めた職場の、今日がオレの退職日。光太郎のようにさりげなく、仰々しくない消え方をしてみたつもりである。お世話になりました。
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2012/1/31 | 投稿者: 鹿苑院



今日はジャイアント馬場さんの命日だ。馬場さんの存在そのものがプロレス。そう言いたい気持ちに駆られる。
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2012/1/28 | 投稿者: 鹿苑院

御屋形様がツイッターで毘沙門天について呟かれていた。最近七福神巡りをなされているそうだ。
それがきっかけで、改めて、ああそういえば毘沙門天は七福神の一人でもあったなと今更ながら思い返した。オレみたいなコアな仏教ファンはそれよりも四天王の一人として認識していることが多く、迂闊にもオレは今日まで毘沙門天が2つのユニットに同時所属していることに気が付かなかった。

四天王といえば、最近すごい発見をしてしまった。
西本願寺に帰敬式を受けに行った時、折しも報恩講の期間で経蔵が特別公開されていた。いわゆる輪蔵である。輪蔵が何かわからない人は説明するのが億劫なので各自ググってほしい。…なに? ググるのが面倒臭い? しょうがねえな、あんたの代わりにググってやったよ。ほらよ。

で、その輪蔵の周囲をなんと、四天王と金剛力士(通称仁王さん)が守っていたのだ! しかも全員で輪蔵を回しているという動的な仕草の珍しい像である。
それの何がすごいのかって? だって浄土真宗は弥陀一仏だぞ? 阿弥陀如来以外は真宗寺院に仏像など無いもんだと思ってた。東本願寺の山門に弥勒菩薩がおわすことは聞いているけど、それは大無量寿経の聞き手が弥勒菩薩だからという教義上の縁があるからで、四天王や金剛力士となるとそういうアドバンテージも無いので、真宗寺院でお目に掛かることは無いと思っていた(そして四天王と縁の深い聖徳太子を崇拝するオレはそれをちょっと寂しく思っていた)。それが思いっきり総本山にいらっしゃるということ。友よ、オレがどんなに驚きかつ喜んだかわかるかい?
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2012/1/27 | 投稿者: 鹿苑院

この前に沈香の話を書いたので。

今日は菩提寺の前住職に借りていた本を返しに行った。その際に御香の小箱1箱を寄進した。お試しサイズで手に入れたものの1本だけ使ってどうにも好みに合わなかったので、お寺で使ってくださいというわけである。
いろいろ使ってみて傾向として判ってきたことは、どうもオレは沈香よりも白檀の方が好きということ。菩提寺に差し上げた御香も沈香立ちの物である。ちなみに前住職は「ほう、白檀の方が好きかね! 私と逆だなあ」と言っていたので沈香派だろう。

だいたい御香というものは、花の香りとかのモダンな物を除けば沈香立ちか白檀立ちのどちらかになるのがほとんどである。その意味で沈香と白檀は御香界の双璧と言えるが、香料としての値段で見た場合、沈香の方が遥かに高額である。沈香は自然界の中で作られるのに様々な偶然を経ないとできないが、白檀は木材そのものが既に香るので、栽培すればそれでいいからだろう。もっともその栽培も追い付かずに白檀も今は希少になり、産地のインドでも出荷制限が掛かって価格高騰しているが。

個人的な意見だが、沈香は玄人好みというか、ある程度聞きなれた人(御香は「嗅ぐ」ではなく「聞く」と表現する)でないとあの複雑な良さが解りにくいような気がする。対して白檀の甘い香りは万人受けするのではないか。

今までオレが使った中で最高だったのは、泉州堺の薫明堂という会社が作っている「零陵香」である。むろん白檀立ちで、曹洞宗本山・永平寺御用達の品だ。火を点ける前の匂いは上品かつしっかりした甘さで素晴らしく、点けると燃焼中はやや匂いが薄い感じでちょっと物足りなく思えるが、そのくらいの控えめな方が飽きにくくて良い。そして燃えた後の残り香でこそ真骨頂を見せてくれる。こんな優れた一品なのに沈香立ちではないから比較的安価なのも良い。
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2012/1/26 | 投稿者: 鹿苑院

チベット族と中国政府との間で、また大きな諍いが生じているらしい。
一人の浮図として心を痛める。オレが浮図ならチベット族も浮図なのだ。いわば仲間ではないか。当代のダライ・ラマ14世猊下は西本願寺とも昵懇である。その仲間がマオイズムを奉じる政府から迫害を受けるなど遺憾この上もない。

「南京大虐殺の謝罪と賠償をせよ!」などと、実際にあったかどうかさえ議論が別れる問題(松井石根大将の発言から考えるとオレは実際に起きたと思うが、軍の公式な意向による虐殺ではないし死者の数などに誇張があると思う)を何十年も訴え続けている政府が、チベット族やウイグル族に対しては平気で迫害・虐殺を働いているこの醜さはどうであろう。

中国に対して批判的な論客などは、「いまだに南京大虐殺を持ち出して騒ぐのは、自分たちがチベットやウイグルでやっている虐殺から世界の目を逸らさせるためだ」とも言う。おそらくはその通りだと私も思う。自称人権活動家のアグネス・チャン氏が日本の国会にまでわざわざ来て「日本は児童ポルノ大国」などという嘘だらけの証言をいけしゃあしゃあとしていた頃、彼女の故国の政府はチベットやウイグルで何をしていたのだろう。自分の国の政府の非道を正せない(正す気もない)人に冤罪を着せられるなど迷惑にも程がある。
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2012/1/24 | 投稿者: 鹿苑院



どんなに遠くても行ける星があると、心はまだ信じるかい?
大空を飛ぶこと 教えてくれる人
君のそばに必ずいる
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2012/1/24 | 投稿者: 鹿苑院

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天下第一の香木と呼ばれる蘭麝待。その正体は沈香である。すなわちある種の樹木が病気や害虫への対策として樹脂を出し、やがてその木が枯れて土に埋まって、樹脂が土中バクテリアによって化学反応を起こしてできる物を沈香という。そんないくつもの偶然の結果にできる物なので希少であり、従って値段は高い。
見た目はただの木だが、比重は重く水に沈む。だから沈香というのである。

沈香の中でも最も高品質なランクの物を伽羅と呼んで区別する。だから伽羅と沈香は本質的には同じ物であって、別の物ではない。蘭麝待が沈香であるのは確かだが、伽羅かどうかはよく分からないというのが正直な所である。無論、伽羅ともなると他のランクの沈香よりもさらに値段は跳ね上がり、グラム当たりで見れば純金よりも高い。

面白いことに沈香はそのままでは何の匂いもせず、加熱して初めて香るようになる。だから沈香の日本伝来には物語が伝えられており、ある日淡路島で流木を焚き火に使った所、突然良い匂いがしたので、これはただならぬ品だと驚いて朝廷に献上したものらしい。それが蘭麝待なのか別の沈香なのかは寡聞にして知らない。
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2012/1/20 | 投稿者: 鹿苑院

録画していた大河ドラマ「平清盛」を初めて見た。今の所は硬派な作風で期待できそうだ。

私の友人は去年の「江〜姫たちの戦国〜」を評して「あれはいかがなものか…」と言っていたが、その気持ちはわかる。あれはどちらかと言えば女性視聴者向けのファミリードラマであり、「利家とまつ」「功名が辻」にも同じ傾向が見えた。
その逆にコアな歴史ファン向けの硬派な作品なら「風林火山」「龍馬伝」があり、今年の「平清盛」はこっちの系統のような気がする。
ここ数年のNHK大河はファミリードラマ路線と硬派路線を交互に出してくるような感じで、無論オレは後者の方が好きなので、「平清盛」にはハマリそうである。

そういえば兵庫県の知事が「平清盛」は画像が汚くて見づらいと批判していたが、「龍馬伝」もあんな画像ではなかったか。あの独特の埃っぽい風合いは、映画っぽくてオレはむしろ好きである。
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2012/1/16 | 投稿者: 釈慈照

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望み通りの法名を授かった。これで名実共に仏弟子である。

ちなみに、誤解しやすいと思うが出家したわけではない。坊さんにもなっていない。帰敬式という言葉自体が一般には馴染みがないので紛らわしいが、キリスト教でいう所の洗礼に相当すると思ってもらえればいい。黒田官兵衛がシメオンという洗礼名を貰っても別に神父にも宣教師にもならなかったのと同じことである。

導師は御門主がやってくださればいいなと思っていたが、代理の人だった。「ぼくはん」という苗字の方だそうで、その時はオレはすぐにはピンと来なかったのだけど、何時間も経ってから、そういえば貝塚御坊の住職家がそんな苗字だったかもしれないと閃いてググったら、やはり「卜半」さんだった。代々通称を「ぼっかんさん」といい、名門である。
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2012/1/13 | 投稿者: 鹿苑院

今月14日には中華民国(台湾)の総統選挙の投開票が行われる。

思うのだが、日本が台湾に対してとっている態度は正しいだろうか? 世界一の親日国家であり、東日本大震災に際しても多額の義捐金を送ってくれたこの大切な盟邦に対して日本政府の反応は、「独立国として承認しない」という無礼な態度である。世界広しといえどこれほど日本に好意を持ってくれている国は他にないのに。
兄弟ともいうべき台湾の熱い友情は無視して、日本のTV局は韓流スターの応援メッセージなどを流すばかりではなかったか。どんなに中立的な目で見ても、韓国では反日教育が行われていることは客観性を持った事実で、台湾と比べた時にどちらが頼れる国かなど明白なのに。

韓流ブームをやめろとは言わない。K-POPが嫌いなわけでもない(興味はないけど)。でも、相対評価というものは正しくしよう。少なくとも、韓国をこれだけ持ち上げるのなら、台湾はもっと賞賛されて然るべきである。そりゃ中国との外交関係があるから、すぐに台湾を独立国と承認することが無理なのはわかる。でも、兄弟に愛想を尽かされる前に自らの態度を一度省みてはどうだろう。日本人が今の日本の有り様を見つめてみた時、本当にそれが正しいことなのかどうかを。

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