2011/12/25 | 投稿者: 鹿苑院

中国史を見る時、主役的位置を占める漢民族よりも蒙古や女真などの異民族の方に感情移入するようになったのは、大河ドラマ「北条時宗」で元に興味を持ってからのことである。まあ自分も漢民族から見れば東夷という異民族だからという仲間意識も働いているかもしれない。

クリックすると元のサイズで表示します


中国全土を支配した異民族王朝は元の他には清しかないが(異民族の建てた王朝はいくつもあるが全土を支配したのは他にない)、その清が建国される頃の歴史が今オレの中で熱い。
衰えたりとはいえ袁崇煥や祖大寿などの名将を擁し、気鋭の皇帝・崇禎帝の治める明。ヌルハチが起こしホンタイジが基礎を固め、ホンタイジ死後は摂政王ドルゴンの指揮下に中国侵入を果たす清。中国本土で明への反乱を指揮した李自成とその参謀李厳(李厳は実在しないらしいが)。どの勢力にも魅力的な人物がおり、それぞれに応援したくなるのだ。ことに明の最後の皇帝・崇禎帝などは亡国の時にありがちな暗君ではなく、政務に熱心でむしろ名君といっていいほどだと思うが、それでも時勢に抗いえず滅亡を迎える姿がなんとも痛ましい。清では私が好きなのは摂政王ドルゴンで、プロフに使っている肖像画は実はこのドルゴンだ。

この時代を描いた小説は小前亮氏の「李厳と李自成」、井上祐美子氏の「海東青」が面白かったが、かの大御所司馬遼太郎氏の遺作「韃靼疾風録」もこの時代が舞台だ。これはまだ読んでいないので、来年の2月くらいに読む予定である。
0

2011/12/25 | 投稿者: 鹿苑院

北朝鮮では日本の漫画を持っていると逮捕されて強制収容所に送られるらしい。
漫画を持っているだけで逮捕…どこかで聞いた話だ。この北朝鮮の体制を異常だと思うのなら、日本もそういう体制にしようとしている政治家・団体を支持してはいけない。「漫画やゲームが弾圧されたらざまあみろだ」というような考えで支持するPTA的な連中もいるが、驚くべき浅慮である。そういう短絡的な感情論こそ奴らの付け入る隙ではないか。悪徳政治家より不勉強な国民の方が社会にとって有害であることを肝に銘じて欲しい。
4




AutoPage最新お知らせ