2011/11/3 | 投稿者: 鹿苑院

最近自分の娯楽が読書に偏り過ぎている。読書は全然悪いことじゃないけど、オレの場合は暇があると本を読まないとせっかくの自由時間が勿体無いような気がするというプチ強迫観念である。これの何が悪いのかというと、他の娯楽に時間を使えないのだ。DVDも見なきゃいけないのが溜まっているのに遅々として進まず。

そこで、しばらくはDVD鑑賞に力点を置くことにした。とはいえ活字中毒のオレが本を読まずにいられるわけがないので、DVDの時間を奪わないくらいに軽く読めるものを読むことにした。となるとガッツリした小説ではなく、漫画が良い。そこで「ヨコハマ買い出し紀行」を全巻読むことにした次第。とにかく良質の漫画だから、小説を読むのと同じくらいの満足度を与えてくれるだろう。しばらくはこれをサブに、DVDの「風と雲と虹と」をメインにオレの自由時間を使う。
0

2011/11/3 | 投稿者: 鹿苑院

織田信長と武田信玄は直接対決をしていない。実現しそうになった直前に信玄が病死したからであり、それが信長の幸運な所なのだが、直接対決していたらどうなっていたかはやはり戦国ファンなら誰でも一度は考えてみるものだ。

信玄の病死から3年後に長篠の戦が起き、そこで織田軍と武田軍の直接対決は実現している。武田の総帥は勝頼であり、御存知のようにこの戦は織田の勝利に終わった。注目したいのはこの戦の時点では武田の軍事力は信玄在世中とあまり変わっていないということである。馬場信春も山県昌景も内藤昌豊もこの時点では生きており(というかこの戦で死ぬのだが)、この戦での武田軍の戦法も信玄以来の騎馬突撃である。そう考えると、もし同じ条件でやったら大将が勝頼でなく信玄になっただけで他はすべて同じなので織田の勝ちになるはずである。

ただ、信玄ならあんな芸のない直線突撃をしたかといわれると疑わしい。信玄の戦法を振り返ってみると単純な突撃というのはほぼなく、囲碁や将棋の名人のように作戦を張り巡らした「技」の強さなのだ。織田軍が3000挺の鉄砲を用意して出陣したという情報が入った時、馬場や山県は長篠での戦を避けて織田軍を信州に誘い込んで戦うことを提案したという。おそらく信玄が生きていたら同じ手を使っただろう。その上に外交戦略を駆使して織田軍を包囲攻撃するということもできたはず。

信玄の強さが孫子の兵法に裏打ちされた「技」だとしたら、信長の強さは相手より多い数の兵に鉄砲で武装させる「量」の強さである。事実、信長の戦法には孫子呉子を思わせる手の込んだ作戦はない。してみると、長篠の戦での武田勝頼の敗因は単純な直線突撃しかしなかったこと、つまり「技」を使わずに「量」で勝負しようとしたことではなかったか。武田のお家芸である「技」を忘れ、こともあろうに「量」という相手の得意分野での戦を選んでしまったこと、これが間違いの元である。

こう考えると、信長と信玄がもし戦ったらというシュミレーションにも判断基準ができる。「技」の勝負に持ち込めば信玄の勝ち。「量」の勝負に持ち込めば信長の勝ちである。個人的には信玄ほどの頭脳がおめおめと敵の土俵に乗せられることはないと思うので、信玄が勝つ可能性の方が高いと思うのだが…。
1




AutoPage最新お知らせ