2010/11/14 | 投稿者: 鹿苑院

今聴いているラジオで、椎名へきるさんが興味深いことを言っていた。
「私たちは空を見ると青いと思うけど、他の動物から見たら違う色に見えるかもしれないじゃない? 私たちが青だと思ってるものって本当に青なのかな?」(原文要約)

「他の動物」でなくても、「他の人」でもこの疑問は提示できる。私が青と思っている色は、実はあなたの目(というか正確には脳)では私の思っている赤と同じ色なのかもしれない。人は誰も他人と換わることはできないので、感覚を共有することはできないのだから、私の青とあなたの青が同じという保証はできないのだ。

実はこれは唯識論(仏教思想のひとつ)のテーマでもある。そして結論から言えば、唯識論が用意する答えは「どうでもいい」である。本当は私の青とあなたの青は別物かもしれないが、真相はどう足掻いたって究明できないのだから考えるだけ無駄であってそんなことはどうでもいいという訳だ。そして、ここからが肝心だが、私たちが感じているものはそんなあやふやで儚いもの。私たちの意識によってそう在ることに「なっている(だけかもしれない)」もの。あれもこれもすべてそうなのであって、だから世界はすべて実相がなく「空」であるとする。そして空とはすなわち…いや、このへんでやめておこう。なお深く知りたい方はちゃんとした唯識の入門書を読まれることをお勧めする。
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2010/11/14 | 投稿者: 鹿苑院

折笠富美子さんも私と同じ、コスモスを育てているらしい。私のところでも11月のクソ寒い中、またピンクのコスモスが開花した。大輪の花と呼ぶには程遠い、小さな花である。その小ささが不満だったが、折さんとコスモス仲間にしてくれたと思えば、でかしたと褒めてやりたくもなる。
それにしても俺は白が欲しいのに、なんだってこうピンクばかり咲くのだろう。おそらく土壌その他の条件によって色が左右されるのではなく、遺伝子のレベルで種の時点からもう色が決まっているんだと思うが、そうだとしたら物凄い確率でピンクばかり引き当てていることになる。

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