2010/6/20 | 投稿者: 釈慈照

以前に、木製模型の銀閣が欲しいけど高くて買えないと書いた。そうすると庶民の味方プラモデルしかない。金閣のプラモデルならいろいろあるが、銀閣となるとフジミ模型の1種類しか知らない。それさえあまり売ってるのを見ないが、たまたま店にあったので飛び付いた。お値段735円。木製模型の1/60の値段である。

完成。
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今までたくさんのプラモデルを作ってきたが、なにしろ釈慈照が慈照寺を作るのだからその意気込みたるや半端なく、今までにないほどのこだわりを持って作った。
プラモデルの部品というのは大体はそれっぽい色に作ってあるので、そのまま組み立ててもそこそこの物は出来るのだが、今回は人目に触れる部分は全て塗ってある。やはりそれっぽい色にしてあるといってもプラスチックはプラスチックであり、そこに本物の質感を出すには塗装するしかないわけだ。プラモデルは塗装が命!

池の色は説明書では青に塗るように書いてあったが、実際の銀閣の池はそんなきれいな澄んだ青ではなく、濁った緑色なのでプラモもそのようにした。屋根はもっと本物っぽくなるようにウェザリング(汚し)を掛けてみたが、単に汚くなっただけだったので新しく塗りなおした。結果的に屋根の色はのっぺりとして画一的で、しかもツヤ消し剤を入れたにも関わらずツヤが残っている(本物は木の皮で屋根を葺いてあるのでツヤなどない)というのが反省点。

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屋根の上の鳳凰は、本当は銅が錆びた緑青の色をしているが、ここだけは本物を無視して銀色に塗った。なんかその方が全体が締まる気がした。なお、この鳳凰の部品は最初は金メッキがしてあった。金閣ならそれで正解だが、銀閣の鳳凰はそんな色をしていない。製作ラインに乗せる時点で誰かおかしいと思わなかったのかよ!?と悪態をつきながら、ヤスリでメッキを落として銀を塗りなおした。普通の部品ならそのまま塗料で塗りつぶせば良いが、金メッキがしてあると塗料をはじくのでヤスリが必要になるわけだ。細かい部品だからヤスリ掛けは大変だった。

「木製模型に負けるな! 735円のプラモデルでも手を抜かずにしっかり作れば良い物が出来るんだ!」という気持ちで作ったこの作品。自己満足度は高い。
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