2009/6/2 | 投稿者: 鹿野苑

悪法には法則がある。すなわち、必ず名前だけは社会正義・人道に則っているのである。見ろ、生類(生き物)を憐れむことも、治安を維持することも良いことに間違いないが、生類憐れみの令や治安維持法など最悪の法律だったではないか。

今、名前だけは綺麗な悪法が成立しようとしている。その名も児童ポルノ禁止法(規制法とも)。なかなか上手い仕掛けじゃないか。名前だけしか知らず、実態を知らなければこの法律に反対だなどと言えば「おまえはロリコンか、変態か」という吊し上げを簡単にしやすい。だから、これをこのブログでも取り上げるかどうか迷った(誤解されたくないもん)。事実、この問題について論じている掲示板には「ロリオタ必死だなwwww」という書き込みをする輩が必ずいる。ところがどっこいこの法案、ターゲットはロリコン変態さんだけではないのです。

18歳未満に見え得る人物の一部もしくは全部衣服を着用していない画像、およびそのような描写のある文章、その他それに類する物を買ったり売ったりだけでなく単純所持も禁止するという。しかも実写でなく創作物(絵やマンガ)にも適用される。
もしこの法律が成立したら例えばドラえもんのコミックスを持っている人は逮捕されるだろう。だってしずかちゃんの入浴シーンがあるから。サザエさんも禁止である。ワカメちゃんは常時パンチラだもんな。漫画雑誌(ヤングなんとか)を持っている人ももちろん逮捕である。グラビアが付き物だから。18歳未満のグラビアアイドルや、18歳以上でも童顔のグラビアアイドルなんてたくさんいるもんね。源氏物語? とんでもない。どれだけ未成年の性的描写があるとお思いです? これらは規制された後から買えなくなるだけではなく、昔入手したものを持っていてもアウトだ。
他にも、どこの家にもうんと子供の頃の裸の写真や学校のプールで撮った水着の写真があると思うが、これも持っているだけで逮捕である(我が子の写真であっても、自分の写真であっても)。
そして、18歳未満に「見え得る」というのがミソで、18歳以上であれば良いわけでもないのだ。現にほしのあきの画像が「幼女っぽい」という理由で削除されたこともある。そのへんの判断は警察の恣意に任されるようだ。おわかりでしょ。誰だってロリコン犯罪者のレッテルを貼られ得るんです。
創作物(マンガなど)にも適用というのもおかしな話。児童ポルノを規制するそもそもの目的は児童の人権を守ることのはず(それには反対しないけどね)。創作物を取り締まるってことは、架空の少女の人権を守るために実在する人間を逮捕するということだ。守る対象が犬という実在する動物だっただけ、まだ生類憐みの令の方が正気を保っている。

この法案を進めている議員さんたち(森山真弓さんとか野田聖子さんとか山谷えり子さんとか公明党のみなさんとか)を見ていると、「まあ、ポルノなんてけがらわしい。絶対反対!」という程度の脊髄反射レベルのヒステリックなエロ嫌悪しか見えない(どこの学校にも一人はこういう女子いたよね)。「私が見たくないから法律で禁止」をごり押ししようとしているわけだ。私、岐阜県に住民票がありますが、もう金輪際野田さんには投票しません。

もっとこの問題について勉強したい方はこちら(コピペ推奨と書かれてあるので、コピペ代わりにリンク貼らせてもらいました)とかこちらをお読みになったり、以下の動画を御覧になることをおすすめします。この動画、ギャグでも冗談でもなく起こり得る事実ですからね。


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