2009/4/21 | 投稿者: 鹿苑院

例えば前から3番目の歯を犬歯と呼ぶのは有名だが、最近は「人体に動物の名前を付けるのはよろしくない」という考え方が出てきて、この名前に否定的な人も多い。また、舌の下に唾液の溜まったドーム状の大きな嚢胞が出来る病気があり、昔の人はノドを膨らませて鳴くガマガエルを連想してこの病気をガマ腫と名付けたが、これもやはり「人間の病気に動物の名前は…」という理由で否定的な意見の人がいる。

法名においても、実は動物の名前を含むものはあまり良くないとされる。例外的に四聖獣(龍、鳳凰、麒麟、亀)の文字は良いとされ、私の「鹿苑」の鹿は麒麟に準じる動物だからということと、鹿野苑は他ならぬ釈迦ゆかりの地名だからという理由でギリギリセーフなわけだ。ただ、実はちょっと心が揺らいでいる(まだ宗派から正式にもらった名前ではないので、まだまだあれこれ悩む自由がある)。院号として「鹿苑院」とするなら何の問題もなく、事実足利義満はその院号だが、法名そのものど真ん中にするのはなんかビミョーな気がしてきたわけだ(そういう訳なので以後、このブログの仏教ネタでの署名は鹿苑院とさせて頂く)。

まあなんのかんの言って自分の名前を考える作業というのは楽しい。もちろん法名だから制約はあって、仏教的に意味のないものや浄土真宗の思想に相応しくないものはNGなので、好き勝手に付けるわけにはいかない。まあまた法名大鑑でも立ち読みしながら考えましょ。
0

2009/4/21 | 投稿者: 鹿野苑

当ブログの1万ヒット目は、私がもらいました。喜んでいいのか、悲しむべきなのか…
0




AutoPage最新お知らせ