2009/3/31 | 投稿者: 鹿野苑

私の友達に熱血漢がいて、事あるごとに「歯医者になって患者さんを救う仕事をしたい」と言う。彼を批判したいわけではないけど、私にはどうもこの「救う」という言葉が引っ掛かる。人間に人間を救う力などはなく、人を救おうなどというのは思い上がった言い方だと私は思うのだけど、これは自力作善を否定する浄土教的なものの考え方かもしれない。
人を救おうと思っていないのだとしたら、私はどういう気持ちで歯科医業をやりたいのかというと、患者さんが健康を取り戻す「手伝い」をしたい。これに尽きる。使い古された文句だが病気を治すのは医者ではなく患者自身なので。
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