2009/2/21 | 投稿者: 鹿野苑

大原はキャンセル。宿のおばさんから聞いた情報で、今日は東寺で弘法市だと知ったのでそっちに向かう。面白かった! 普通の朝市とは違う。骨董品からタコ焼きまで、ありとあらゆる物が売られていた。魚の卵に目のない私は子持ち鮎の塩焼きを買い、一応、殺生禁断の聖道門の寺院の境内で食べることは遠慮して(そんなこと気にしているのは私くらいのようだったが)、一旦外に出て東寺の堀端で鮎を食い、鳩に囲まれた。卵を持った鮎を前に食った時は、まだ生きていた祖父と一緒に食ったから、最低でも11年は昔になる。今日食ったのもぎっしり卵が詰まってて美味かった。ところで、ししゃもにしてもそうだが、子持ちの魚って内臓はどこにあるんだろう? 随分前からの疑問で、食べる度に注意して見ているが内臓らしい内臓を見たことがない。秋刀魚などはあんなに内臓の苦さに辟易させられるのに。
余談を続けるが、釣り人の間では魚の絶滅を防ぐために幼い魚は釣っても逃がすのが一つのマナーらしいが、あまりそれは正しくなさそうだ。たらこやかずのこをイメージしてもらえばわかるが、魚が産卵する数は何千、何万という数に上る。そのうち無事に成魚になるのは1匹か2匹。つまり釣った幼い魚は逃がしても、他のなんらかの原因で死ぬ確率が99.9%以上である。何百年にも渡ってちりめんじゃこが作られ続けているのに魚が絶滅しないのはそのためだ。むしろ成魚を捕獲する方が絶滅の原因となりうる。

話が逸れた。東寺を出ると予定通り嵯峨野へ向かい、清涼寺、二尊院、広隆寺へ。清涼寺で拝観料を払うと、受付のおじさんが「今日はお釈迦様見れますから」。 知らなかった。普段は秘仏らしい。ラッキーだなと思って見たところ、どうやら普段は封印してはいるものの千円払えば封印を解いて見せてくれるらしい。新しいタイプの秘仏だな。

二尊院の仏様、超イケメン。仏像マニアの聖地になりうるぜ。

広隆寺の弥勒菩薩、有名なだけはある。これが彫刻史上の傑作というのがよく分かる。ただ、その両脇に置かれた弥勒如来と百済製の弥勒菩薩も素晴らしかった。中尊ばかりが有名で、脇の二尊があまり有名でないのは勿体ない。実力があるのに中尊が有名すぎるために目立たないという意味では、猪木と3人タッグを組んだ星野勘太郎、木村健悟の如くである。
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