2008/3/2 | 投稿者: 釈鹿苑

とある日蓮正宗系のサイトで、他宗教・宗派をボロクソにけなしていた。驚き呆れた。もっとも開祖日蓮自体、他の宗派の悪口を言いまくって散々にこき下ろすことで自分の教えを広めてきたので、日蓮教学的にはこのサイトの姿勢は正しいのかもしれないが。

我が浄土真宗に対しては「阿弥陀如来は架空の仏だから拝んでも意味がない。真実の仏は歴史上実在した釈迦のみ」と言っている。これはこのサイトだけでなく日蓮以来ずっとその流れを汲む者が言い続けてきたことだが、私はこれこそ仏教の何たるかを知らぬ発言だと思う。
実在した人間しか崇めないというなら、それは教祖崇拝のカルト宗教ではありませんか?釈迦は自分を崇めよと言ったのでしょうか?それとも自分の悟った真理・法(ダルマ)を崇めよと言ったのでしょうか?私は後者だと思います。もし前者だというなら釈迦は世界の偉人ではなくそのへんの餓鬼大将と同じです。我々浄土真宗の崇める阿弥陀如来とはダルマを擬人化した象徴です。架空の「人格」ではありません。
そもそも日蓮教学で唯一の経典として尊ぶ法華経にも阿弥陀如来の記述がある筈。なのに何故日蓮とその弟子は阿弥陀如来を否定しようとするのでしょう?私には理解できません。

日蓮の発言にこんなものがあります。
「(地獄行きを免れたいのなら)その昔、薬王菩薩や楽法梵士が修行したように自らの臂を焼き、自らの皮を剥ぎ、あるいは雪山童子や仙予国王が修行したように、自らの身を投げ捨て、心から日蓮に仕えよ。さもなくば、自らの五体を地に投げ捨てんばかりに、汗を流して日蓮に奉公せよ。さもなくば、多額の供養金を仏前に積み上げよ。さもなくば、奴隷となって日蓮に奉公せよ。」
「日蓮は日本国の棟梁なのである。その日蓮を殺すということは、日本国の柱を倒すということである。こういうことをすれば、そのうちに北条一門(鎌倉幕府執権)より内乱・内戦が起こり、日本国に攻め込んできた他国の軍に大勢の人々が殺され、多くの人が生捕りになるであろう。建長寺・寿福寺・極楽寺・大仏・長楽寺等の全ての念仏を信仰する者や禅宗の僧侶等が住んでいる寺院や塔を全て焼き払い、念仏者や禅宗の僧侶たち全員を由比ヶ浜で首を斬ってしまわなければ、日本国は必ず滅亡するであろう」

言いたい放題。献金とか奴隷労働とか放火とか殺人を仏教僧が勧めてもいいのでしょうか?私は反対します。
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