2008/2/6 | 投稿者: 鹿野苑

学習塾経営30年近くになる父がよく言うことで、私も家庭教師のバイト等してまったくその通りだと思う話がある。「子供の頃から英会話教室に行っていた子はほぼ例外なく英語の成績が悪い」ということ。学問としてテストの成績が悪いというだけでなく、会話もできないのだ。

当たり前である。英会話教室はいたって簡単な会話しか教えない。文法がどうの、主語や述語がどうのなんて教えずにごく簡単な会話をやるだけ。それでできたら褒めちぎるから、子供は「英語なんてこんなに簡単なものなのか」と思ってしまう。考えなくても答えが出せるから、考える習慣が身に付かない。それで中学に行ったらドボンだ。

私もバイトでそういう子にたくさん接してきたが、父の教え子にもそういう子がいて(というか無数にいるが)、ある時、三者懇談でそれが話題になったらしい。「先生、うちの子は子供の頃から英会話教室に行かせていたのにどうしてこんなに英語の成績が悪いんでしょう」という質問に対して父が上記のようなことを説明したら、横からその本人は無邪気な笑顔で「ぶんぽうってなに?」と聞いたという。そのお母さんは一晩眠れなかったらしい。

英会話教室に行くなら、せめて高校を卒業してからの方がいい。英語は難しいものと思っている人の方が油断しないから上手くいく。将来がある子供に人生なめさせるのは一番良くない。
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