掘り出し物

2013/4/21 | 投稿者: 鹿苑院

瀬戸の陶祖祭りに行ってきた。お目当ては陶器市。できるなら御深井釉の抹茶茶碗の掘り出し物を安く買いたいと思っていた。

御深井釉というのは青い色だ。まず観光客向けの立派な店を覗いたら安いのがあった。ザ・御深井というほどの典型的な品だったが、それだけに優等生すぎて面白味が無いように感じた。同じ店に良い感じのがもう一つあったが、これは3万円もした。

広場にテントを張っている露店を覗いたら、それらしいのが2つあった。店番のばあさんに「これって御深井ですか?」と聞いたら、「御深井かどうかはわからないけど、灰釉を使ってる」という返事だった。スマホで検索したら御深井釉は灰釉に手を加えたものらしいので、この品を御深井と見做してもいい気がした。純然たる灰釉なら青色にはならない。結局このうちの1つを選んだ。2000円也。ちなみになぜそこまで御深井にこだわったのかはオレだけが知っていればいい。

これがそれ。

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色付けが大胆なタッチで面白い。小振りなのがまたいい。大柄だった千利休でさえ茶道具は小振りな物が良いと言っているが、まして小柄なオレに大きな物ではちぐはぐな印象になってしまう。その点これは申し分ない。この茶碗はオレに会うために生まれてきたような気さえする。
茶人気取りで銘を付けてやりたい。「宵祭」とした。今日の陶祖祭りは昼だったので宵ではない。他の祭りにちなんでいるのだが、この由来もオレだけが知っていればいい。
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