平成から引き継いだ記事。
クラウドの話を。。。。
大切なデータを保存するには?
我が家ではNASと言われる、ネットワーク上のHDD(ハードディスクドライブ)を使用してました。
そのNASに入れているのは、主に孫たちの成長記録なのですが、先日、ついに逝ってしまったようです。
本体の中には2個のHDDが入っていて、ミラーリングという方法で保存してましたから、元データは全く問題は無いはずなのですが、面倒くさいんでまだ見ていないです。
HDDの宿命としていつかは壊れるわけで、そうなってくるとクラウドに・・となります。
正確にはオンラインストレージというもので、有名なのでは「Dropbox」「OneDrive」「Google ドライブ」等があります。
実は、こういう一般的なものでは信用ならないと、日本の某有名企業のものを会社に採用し、2ヶ月試行錯誤したのですが、使い勝手が悪すぎて実用に至らず「Dropbox」を採用しました。
Dropbox?
そう思われる人もいるでしょうね。。
2Gまで無料のDropboxを、個人で使用している人も多いと思います。
今回採用したのは、Dropbox plusというもので1TBまでデータ保存が可能で、会社のデータは200GBでしたので十分でした。
無料版との比較。
料金的に月額1,200円が高いか安いのか?ということになりますが、会社で使用する場合に企業用のNAS(HDD)だと数万円で、更新サイクルを考えても安いです。
実際の運用ですが、各々のパソコンにデータ量の必要なHDDのスペースが必要になりますので、必要なスペースがない場合は、USBの外付けHDDを取り付けます。
スペック的に気を付ける必要はあまりないです。
Dropboxのアプリケーションをインストールしますが、インストールした状態では、パソコンのHDD(ドライブC)にDropboxのフォルダーが作成されますので、フォルダーを外付けHDDに変更します。
方法は、画面右下のDropboxのアイコンを右クリック。
ポップアップしたウインドウの右上の設定をクリックして、基本設定画面を呼び出す。
同期の画面で、フォルダの場所を外付けHDDに移動すれば、新たなDropboxの保存場所を作成してくれます。
Dropboxの使用に関しては、普通のフォルダーとして使用できるので簡単。
新たなデータを保存すれば、Dropboxで使用している他のパソコンに勝手に入るし、削除すればすべてのパソコンからも削除されます。
そう、ここで問題なのは仮にDropboxのフォルダを全削除すれば、他のパソコンからも消えてしまうということになるので、削除だけは慎重にしないといけないです。
まぁ、Dropbox plusのメリットとしては、30日間は復元が可能なので、NASサーバーよりも安心とも言えます。
そうそう、Dropboxは1台のパソコンで2つのアカウントは基本的に混在できません。
パソコンのユーザー切り分けで使用もできなくは無いですが、やめたほうがいいです。
上のフォルダ画像を見ればわかりますが、私はOneDriveは私的なもので、Dropboxは仕事用にしてます。
OneDriveの無料版は容量が5GBですし、無料版なのに何台ものパソコン・スマホで使用可能で、スマホ等の使用に関しては、ExcelとかWordの使い勝手がいいので、無料のDropboxを使用している方はOneDriveへの切替をオススメします。
オンラインストレージをこのように使用するのが正解とは言いませんが、かなり快適になりました。
特に私のように、仕事をしながら私用を隠れてこなす人には。。。(笑)
最後に仕事でDropboxを使用する注意点は、更新したデータはポップアップで履歴がわかります。
休日等にデータを作成・更新すれば、他のパソコンで見た人が「おっ!休日も仕事をしている」というアピールにもなります。
もちろん、平日もちゃんと仕事をしている場合だけど・・・。(笑)

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