今日はカミさんの実家の小屋から除雪機と入れ替えて、ボートとカブを持ってきました。
カブは公民館の会議の案内配布でさっそく使用。
郵便配達のように歩けるから楽ですねー。
但し、音で明らかにチューンアップされたバイクとわかるんで、お好きな方々が寄ってくるから、ちょっと立ち話が長くなりますけどね。(笑)
車のタイヤ交換とかして疲れ果てていたけど、気になっていた船外機を見てみた。
怖!
あちこちに塩やらアルミサビやら・・・。
洗えばいいのか?
でも完全に乾いているから、コンプレッサーでぶっ飛ばしてみました。
塩はぶっ飛びましたが、あちこち塗装が剥がれました。(笑)
今年は船検の本検査なんで、来週から整備しないといけないけど、かなりやりがいがありそうだ。
錆びたボルトを見て、ステンレスに替えたら?と思いたくなりますよね。
逆になんでステンレスのボルトを使わないのか?
コストの問題だけではないんですよ。
イオン化という言葉をご存知でしょうか?
金属が酸素とかと結びついて酸化物を作ろうとする。まぁ、サビと言ったほうが早いか。
・・・で、金属の種類によってこのイオン化しやすいとかしにくいというのがあって、これがイオン化傾向と言うらしい。。
このイオン化傾向という序列がはっきりしている金属を接触させると、
異種金属接触腐食という現象が起こる。
エンジンとかでいうと、使っている金属は鉄・アルミ・ステンレスだけど、イオン化傾向は鉄>アルミ>ステンレスとなり、鉄とステンレスはよりイオン化傾向が離れているから、この2つが接触すると鉄のサビが進行します。
としけんさんが、ソレックスのヒッチメンバーはサビが酷いから、次は別のメーカーにすると言ってますが、そのとおりで。。
私の盛岡で借りている駐車場で、知らない方のを撮影。
これは酷いですよねー。
でも私のヒッチメンバーは殆ど錆びていません。
写真を取り忘れたから、昨年の写真だけど。。(笑)
ヒッチメンバーを
新品の状態でウレタン塗装したんで、単純な比較はできませんが、異種金属接触腐食の違いがこの差になりますと言いたい。
私は、ヒッチボールマウントはボートを曳くときにしか装着しません。
装着した状態が、自分のビジュアル的に嫌なんです。
ソレックスでは、牽引時の音の低減のためにOリングをヒッチボールマウントに装着したので、異種金属接触腐食は起こらない?と思ったのか、マウントを鉄からステンレスに変えましたが、これが外さない人に悲劇を起こしたんではないでしょうか?
Oリングが付いていても、隙間に雨水とか入れば、電気が流れますからね。
もっと怖い話をすると、ヒッチメンバー自体がステンレスってどうなの?
確かにステーは鉄だけど、車のフレーム自体が錆びないんだろうか?
いやー錆って怖い!
そう思いながら、ヴォクシーのタイヤ交換の際に、うっすら錆が出始めたサスペンションに、ノックスドールを塗りまくりました。
新車の時に、車の下に潜って塗りましたが、それなりに効果があったようです。
えーっとまた脱線したな。(笑)
船外機のボルトでスチール製を使用しているのは、アルミの腐食を避けるためで、ボルトによくぞ錆びてくれたと感謝しないといけないですね。
見えないエンジン内部とかで錆びるよりも。。
こんなボルト以外にも、船外機は錆に対する工夫があるんだけど、また脱線するんで機会があればまた。。

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