先週のトレーラーの続きです。
連日の雨で飛沫が飛んでいたんでしょうか?
グリスを拭き取った際に、洗浄液を使ってしまったか・・。
まさか一週間で錆び始めるとは。。
注文していたベアリングとオイルシールが送られてきました。
この1年でベアリングのパッケージが変わったんだな。。
まずは内側のベアリングにたっぷりグリスを塗って、入れます。
その上からグリスを盛り上げて、オイルシールを入れるのですが、その際の注意点。
溝部分にしっかりグリスを塗ることです。
これはバイクのオイルシールでも同じ。
メンテナンスする時には、交換しなくてもグリスを塗ることを忘れずに。。(こういうことをやっていない業者は存在しますから、業者なら安心なんて思わないように。。)
オイルシールはプラスティックハンマーとかゴムハンマーで打ち込み、車軸にハブをセットし、隙間から一生懸命グリスを押し込みます。
外側のベアリングをはめると、外からグリスを入れるのは難しいので、とにかく溢れるほどに。。
これだとまだまだ。。
いっぱい入れたら、グリスを塗りつけた外側のベアリングをセット。
ワッシャーを入れて、ボルトを取り付けます。
私のボルトは28mmなんで、そんなサイズのスパナなんて持っていないんで、大きめの自在スパナ。
さて、どこまで締め込めばいいのかというと、タイヤを付けた状態で少し力を入れて手で回したぶん回る程度。
クルクルとスムーズに回ったほうがいいんでは?と思うかもしれませんが、走り始めるとキツイと思われたのが少し緩みます。
最初からスムーズに回る程度だと、逆に遊びが出来過ぎ摩耗の原因になります。
締め込んだら割りピンをいれるのですが。
今回購入したのは太すぎでした。
問題なく入りますが、ピッタリすぎて抜く時に苦労するでしょう。。
次買う時には、3.5×30と自分メモ。。
あとはベアリングプロテクターをプラスティックハンマーで入れます。
本当は、シリコーンシーラントとか接合部分に塗って、接合部分を密着させるのが正解ですが、私は面倒なんで入れません。
このタイプのプロテクターは、ニップルからグリスを送り込むことができるので、ギュッギュと入れます。
時間がたつと、バネの力でグリスがむにゅ〜っと出てきますが、出てくるのが正解。
走行中はこのグリスが飛び散るので、ゴム製のダストカバーを付けたほうがいいです。
少しウンチクを加えると、このプロテクターは後からグリスを入れることが出来るだけではなくて、走行後とかに熱を持ったハブを海水につけると、温度差でハブ内に海水が入り込もうとするのを、バネ圧で防ぐことができるそうです。
残念ながら、このタイプでないキャップ式からこれに替えると、車幅が変わるので車検は通りませんのであしからず。。
やってみれば意外に簡単だし、トレーラーでは心臓部といっていい場所だから、たまには自分でやってみては?
私が使用しているグリス。
規格的には問題ないのですが、もっといいものを・・の本物志向の方は。。
似ているからと言って、シャーシグリスとかリチウムグリスとかは使用しないでください。
ちょう度2号で、使用温度範囲が−20度〜200度以上の規格のものです。
私は年に1本ぐらい使用します。
予備がなくなったから、また買わないと。。。

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