前回シリンダー交換をしたエンジンを車体にセット。
祈るように圧縮を測定しました。
14.2kか・・・。
まぁ、ホーニングで9kだったことからは改善ですが、ベースが
0.4(0.5)×2+0.6でヘッドガスケットが0.25だったんで、ベースにあと0.1mm減が必要か。残念。
まぁ、シリンダーが新しいんで、そのまま慣らし運転に走りました。
4,000回転で40km走り、4,800回転で60km走って、慣らしは終了にしました。
結果は・・・。
クラッチが滑って駄目でした。
でも、最初に組んだ時の素晴らしい吹け上がりには程遠い感じ。
段々と駄目エンジンになっていっているような。。
前回の10,000回転までしか回らなかったのは、タコメーターの配線をイグニッションコイルの線から分岐していたのが原因だろうと、コードに巻きつけて信号を取り出すようにしましたが、どうもイマイチこれが原因だったと言い切れない感じ。
これはもう少し調査が必要だ。
前回ヘッドライトをLEDにしたのですが、購入したLEDバルブが入力が交流・直流とも9V〜18Vということがわかり、上限の制御を考えました。
用意したのは、1案のレギュレーターとコンデンサーと、2案で下記のAC/DC変換コンバーター。
N'sアーリアネットのと同じ製品のようで、N'sアーリアネットを選ば無かったのは発送が1ヶ月から3ヶ月となっていたから。
送られてきたものは、製品だけで説明書は無かったですが、N'sアーリアネットの製品の画像で配線は判断しました。
ただでさえ、カブのヘッドライトの中はスペースが無いのですが、ギボシを6個ぶち込んでもうギリギリ。
バルブの放熱がちょっと心配。
さて、この製品ですが交流電源を8V〜200Vで入力して、直流電源の15Vに変えてくれるという素晴らしい商品。
レビューを見てみると、★がいっぱいのヤバそうな商品でもあります。
電圧を計ってみると。
アイドリングから3000回転までの数値なんで、これは使える気がする。
慣らしから使用したんで、2時間以上問題なし。
購入したLEDヘッドライトの使用電圧が9Vからなので、カブの発電能力から考えればギリギリセーフで、たぶん15V以上にはならないと思うので、電圧変動による故障はないと思います。
繰り返すけど放熱だけが心配です。
私は3面タイプでしたが、4面か6面のほうがHi/Loがハッキリするのかな?
このLEDヘッドライトは光軸の調整は必要です。(ネジの移動で簡単に出来ます。)
う〜ん、これでエンジンが本来のパワーを発揮してくれれば、釣りに切り替えできるのに。。
と思ったら、土曜日の夕方にAsaやんが「アオリいる?」と電話をくれて、「欲しい!!」ということで10杯ほど頂きました。
丁度、地域の野郎どもの宴会があったんで、差し入れできました。m(_ _)m
本日、日曜日の朝は雨で、どうせ走れないし二日酔いなんで(笑)、前に依頼されたエイプの整備。
多少磨いたんでキレイに見えるけど、サビサビのクモの巣だらけ。
エアクリーナーは、お決まりの触ればドロドロ。。
これはキジマのスポンジを切って巻きつけました。
キャブを開けるとお決まりの。。
乾いていない分マシか??
メインジェットもスロージェットも穴がふさがり、キャブクリーナーの液にドブ漬け。
本当は交換したほうが楽なんだけど、整備部品代を払うという話にはなっておらず、とにかくお金を掛けないように。。
スロージェットの穴が厄介でしたが、ワイヤーブラシの引っこ抜いた針金部分でなんとか貫通。
エンジンを掛けると、あっけなく掛かったんですけどね。。
グレードのいいオイルは勿体無いんで、ホンダのG1オイルを買ってきて入れ替え。
フロントブレーキが固着していたんで、ブレーキを分解してグリスアップ。
これで心が折れました。
本人にやるなら部品を替えていくけど・・・と説明したけど、「どうせ今年は乗れないからいい」と言われていたんで、外してオイル漬けにしてみようかと思ったら、コマが固着していてエライ目にあいましたよ。
バキバキ状態で、ペンチを2個使って可動するように力を加えるけど、まぁ大変でした。
チェーンを付けないで渡しても良かったけど、一応動くことは見せてあげたい。
チェーンを取り付けて少し走ればチェーンも馴染むか?と思ったけど、今度はエンジンのギアを入れるとストール。
かなり回せば走り出せるけど、これはエンジン自体の問題かマフラーの詰まりかもしれない。
5時間も整備したし、人ので悩むのはやめよう。(笑)
カブのバッテリーからコネクターを伸ばしました。
簡単に充電ができるように。。
理想の圧縮を求めて、ガスケットを作成。
来週もエンジンを降ろすことになるなぁー。

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