先日はカブの塗装の記事を書きましたが、使った道具の話を少し。
この2種類のスプレーガンを使用しました。
3年前に購入した、アストロプロダクツ スプレーガンミニ(税別1,950円)
ノズル径が0.6mmのもので、細かい部分に塗りやすいので、今回のスーパーカブの塗装では、プラサフとオレンジ等の本塗りで使用しました。
ノズル径が小さいので塗る領域が狭い分、塗り残しや厚塗りを防ぐことが出来ます。
塗っている時間は当然長くなるわけですが。。
クリヤー塗装用に今回急遽購入しましたスプレーガン。
激安で、本当に使えるのか?と興味本位もありましたが、問題なく使えました。
エアー調整の微調整がしにくいとおもいましたが、コンプレッサー側で調整すれば問題はなかったです。
ノズル径が1.5mmと一気に塗れるので、最後の仕上げのクリアー塗装には、やりやすかったです。
吹き出す量が多いので、タレに注意しながら塗らないといけません。
複雑な形でないものになら、これ1個で大丈夫です。
スプレーガンは、昔はアネスト岩田のを使ってましたが、我々のような使い方だと安物でもいいかなぁ〜と思ってます。
使用している塗料は、2液型ウレタン塗料。
主剤と硬化剤を混ぜ合わせて、シンナーで薄めて使います。
2液型のメリットは、主剤(塗料)の長期保存が可能なこと。
25年以上前から、
ロックエースという塗料を使用してますが、その当時の使い残しの塗料も使用可能で、今でも使ってます。
残念ながら、プラサフに関しては2年ぐらいしかもちませんけど。
この製品は、ロックペイントという会社の製品ですが、20年ぐらい前に「
パナロック」という製品を発表し、「ロックエース」から切り替えるよう販売業者からも言われましたが、ロックエースが残っていることもあり、また、硬化剤やシンナーも代える必要があり、そのままにしてましたが、私のような人が多いんでしょうか?(大概はプロでしょうけど)今でもロックエースは販売を続けてます。
スプレーガンは安いけど、塗料はどうなの?
原色なら、0.9kgで4,200円ぐらいです。
今回のスーパーカブだと、0.2kgぐらいの使用量かな。
硬化剤は取材に対して10:1で混ぜますが、360gで2,200円。
シンナーは4Lで3,600円です。(16Lで8,500円)
シンナーについては、プラサフやクリヤー合わせて0.5Lぐらい使用したかな?(スプレーガンの洗浄にも使って。。)
クリヤーは3.6kgで7,200円(今回は300gぐらい使用)
プラサフは1kgで2,500円+プラサフ用硬化剤200gで1,300円(今回は300gぐらい使用)
なかなか原価は計算しにくいですが、色んな物に塗る人にとっては、最初の投資が掛かるものの、揃えてしまえばスプレー缶より安いかも。。
塗装のきっかけは、レース用のバイクを毎年カラーリングを変えて塗ってたから。
ヘルメットも塗ってました。
缶スプレーであれ、スプレーガンであれ、絶対に必要なもの。
防毒マスクです。
フィルター部分がオレンジに見えますが、これは先日の塗料が付いたんです。
裏は。
恐ろしい話ですが、昔はマスク無しで塗装してました。
シンナーももろに吸って、今だとマスク無しでシンナーを吸うと呼吸困難に近い症状が出ます。(寿命が10年は縮まっているかも。。)
防毒マスクは必ず使い、フィルターも交換が必要です。
後は使い捨てゴム手袋かな。。
道具の話を少し・・・でなかったですね。(笑)

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