前に作った
自作魚探カバーですが、一部分にヒビが入ってました。
いつもカゴに押し込んで持って行くからなぁ〜。
もしかしたら、揺れる船の上で何かをぶつけた可能性もあるか?
このカバーの役割は、魚探の後ろにあるコネクター類に海水を浴びないようにするためなんで、これ以上割れが広がないように補修。
元がFRPなんで、補修作業はさほど難しくはありません。(乾燥時間等が掛かるけど)
裏から補修するんで、
リョービのベルトサンダーで表面を綺麗に削っていきます。
もちろん、削り過ぎると厄介になるんで、薄皮を1枚残す感じでやるのですが、ベルトサンダーだと結構楽ちんです。
割れから外側にFRPの溶剤が漏れないように、マスキングテープを貼って。
ガラスマットの準備。
ガラスマットは曲面に張り付くよう、よく揉んでカット。
今回は2層でやります。
紙コップに、FRP樹脂と硬化剤を入れてよく混ぜ、刷毛で溶剤だけを塗ります。
その上にガラスマットを載せて、溶剤をつけた刷毛で上から叩くようにガラスマットに溶剤を染み込ませます。
空気が入ったり、ガラスマットが白い状態にならないように、しっかり叩くがポイント。
乾かないうちに2層目を載せて、また同じように。。。
刷毛は何回か使えるんで、アセトンで洗って積層完了。
そうそう、刷毛ですけど、化学繊維の物を選ぶと使いやすいです。(100均のでOK)
外気温がある程度あって、硬化剤の量を間違えてなければ、大体1時間ぐらいで固まります。
今回は強度をそれほど必要としないんで、裏からのみの補修で済ませるんで、外側を軽くベルトサンダーで削り。
パテを多めに塗ります。
パテに関しては、ソフト99のボデーパテが絶対オススメ。
薄塗りも厚塗りも気泡とか入りにくくて、ほぼ1回で仕上げまでもっていけます。
パテ自体の乾きも1時間と結構早いんで、耐水ペーパー(800番)で水研ぎ。
後は塗装。
塗料の焼付は、今回はドライヤー。
ダンボールに自作カバーを入れて、燻製でお馴染みの自作温度制御装置で70℃で30分間。
後は塗装面を水研ぎし、コンパウンドで終了!
GWの最後の暇つぶしでした。。

1