あちら製の商品というのは、発想が素晴らしいんだけど、細かい作りがイマイチ。
ボートのミンコタエレキも、ある程度の整備能力を持たないと駄目だから、購入者は躊躇してしまうんだよな。。。
私が今シーズンから導入したトライビーム振動子。
今までの純正の振動子より高性能で、穴探しに大活躍してもらってます。
しかし、作りはアメリカンクオリティでした。
私のではありません。
Asaやんので3シーズンほど使用したものですが、今シーズン初めに外のプラがバックリ割れてしまったもの。
プラの中は、コーキング剤で固められたもので、オモリ?と思われる円盤が製造不良なのか、斜めにセットされていてそのためか空洞部分もあります。
こんなところに作りに甘さが見えます。
注目して欲しいのは、このコーキングの上部の平らな部分です。
コードには、ここにパッキンがありますけど、昨日使用した私の振動子のパッキンを開けてみます。
このパッキン自体は、実はコードと隙間があり、逆さまにしてみると。
おっとビックリ!
大量の水が・・・・・。
もうお分かりですよね。
この水がもし凍ってしまったら。
コードのパッキン部分は先に凍って、中のコーキング剤を押し下げる圧力がかかります。
※図では下だけに圧力が掛かるように書いてますが、弾力があるコーキング剤ですから、横方向にも圧力は掛かります。
この覆われているプラで一番弱い部分。
下の赤いカバーと、黒い上部の繋ぎ目が先に割れます。
※赤いプラは材質的に弱いんで、横方向の力で繋ぎ目以外の部分も割れる可能性もあります。
なんでこんな構造だったのか?
まぁ、10%のコーキング剤を減らせれれば、それだけ利益が出るというようにしか見えない。
つまりこの空洞に意味は全くないと思うんです。
対策としては。
コーキング剤でこの空洞を埋める。
少し柔らかいコーキング剤をと思って、基板用の信越シリコーンを使いましたけど、何でもOKだと思います。
多分、割れが少しでも確認できた人は、その部分を補修しようとすると思いますが、私の考えが間違えなければ、この方法でいいはずです。
もちろん、赤いプラと黒のプラの境目からの水の侵入も考えられます。
Asaやんの割れた状態を見ると、接着もあまいな・・・と思いました。
でも、今回は私の仮説を証明するため、あえて上だけをコーキング材で防水をしてみます。
答えが出るのは・・・・・。
何年後だ?
心配症な方は、プラの境目もコーキングかな?
でも、この記事を読んで同様の処置をして、違うエラーが出たとかやはり壊れたとか、私は一切責任は追いませんので悪しからず。。

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