今年のワカサギ釣りには、思い切って電動アイスドリルを導入したけど、もう戻ることはできなさそうです。
私の購入したのは、以下のとおり。
マキタの電動ドリル。
ファクトリーbさんのアダプター。
アイスドリル マイクロ15。
これにアイスドリル勉強代が加わり。。(笑)
導入金額は、小遣い亭主には辛い辛い約8万円でしたが、性能を考えれば全く後悔はしておりません。
手持ちのアイスドリルを使うとしても、5万ぐらいは必要だと思います。
私がようやく(?)今シーズン購入に踏み切ったのは、シークレットの部分が多かったこの分野が、色々情報を手に入れることが出来たから。
電動アイスドリルの第一人者ともいえる
tacoさんをはじめとした皆様に感謝!(それでも勉強代が掛かりましたけどー。)
その勉強の結果ですが、電動アイスドリルは現在18V〜が主流と言っていいのかな?
手に入りやすいのは国産で、メーカーとしてはマキタ・Panasonic・日立。
18Vといってもインパクトドリルは不可。
チャックは13mm以上咥えれるもの。
ハンドルが付いてる物。
振動ドリル機能があっても、振動ドリルモードはアイスドリルでは使用不可。
具体的な機種だと(平成25年3月現在)
マキタ DF458DRFX
HP458DRFX
※HP458DRFXは振動ドリルにもなるので、コンクリートに穴をあけたいとか、あれば便利というだけで、アイスドリルには使わない付加価値です。
Panasonic EZ7450LS2S-H
EZ7450LR2S 廃盤品
EZ7450LS2S-HはEZ7450LR2Sのバッテリー(3.3AH)が4.3AHにアップしたもの。
※上記表記は間違ってました。4.3AHのバッテリータイプと3.3AHの2タイプが存在します。
EZ7450LR2S-H(3.3AH)
EZ7450LS2S-H(4.3AH)
振動タイプ
EZ7950LR2S-H(3.3AH)
EZ7950LS2S-H(4.3AH)
日立 DV18DBL(2LSCK)
上記の機種は、本体+充電器+バッテリー2個+ケースのセット品です。
どれを選ぶかは好みになってきますが、バッテリーや充電器は別の電動工具とも共通だったりしますので、後々のことも考えたほうが◯。
とにかく安くという方は、セット品ではなく本体と充電器とバッテリーを、ヤフオクで別々に買うというのもひとつの手でしょうか?
ヤフオク新品で、本体だけだと14,000円ぐらいで、充電器が6,000円ぐらい、バッテリーが8,000円/個ぐらい。
バッテリーを互換バッテリーという方法もありますが、最近の充電器はオートメンテナンス機能とか、バッテリーと通信して充電する機能とかあるんで、純正が無難だと思います。
バッテリーの話になると、マキタが容量3.0AHで氷の厚さ70cmを20個までは開けれます。(あくまで新品で気温も氷点下ではなく)
Panasonicの4.3AHだと1.5倍開けれるかも知れませんが、バッテリーが無くなるときには、バッテリーの保護回路が働き一気に動かなくなりますから、予備のバッテリーはあったほうがいい。
アイスドリルから外したハンドルを持ち歩けば、予備バッテリー無しでもいいでしょう。
バッテリーの充電の話ですが、説明書を見るとマキタと日立はフル充電で保管(長期使用しない場合)となっていて、Panasonicは充電せずに保管となってます。
また、充電は外気温が0度以上でないとフル充電しない可能性があるようです。
私は氷点下の小屋でいつも充電してましたが、大丈夫だった。。。?
アイスドリルと連結するアダプターに関しては、最近いろいろ製品化されました。
人気のアダプターはすでに完売となっているので、購入したい人は予約を入れておくのが○かな。
さて、実際の使用方法です。
大抵の人は、電動ドリルとアイスドリルを分けて積んで、現地で取り付けと思います。
取り付けに関しては、スリープを手で回してです。
・・・が、私が昔からやっている方法を紹介しますと、ネジ締めモードにして、締め付けトルクを調整して、あとは電動で回して締め付けたり緩めたりしてます。(マキタだと締め付けトルクは9〜15)
あくまで私から推奨する方法ではありません。間違った使い方は怪我の恐れがありますので、使用方法は説明書をよく読んで従って下さい。
間違っても、ドリルモードでやらないこと。一発で手首をやっつけます。
氷での穴あけは、ドリルモード(
スピードは低速)で開けますが、両足を肩幅以上に広げて腰を落とし、腕の脇をしっかりしめて万が一の衝撃に備えます。
最初はスイッチ半押しでゆっくり回して、刃が氷に食いついてきたらフル回転にしますが、曲刃の場合は食いつきでどんどん進もうとしますので、少し引き気味でやったほうが吉。
間違っても押すようにしてやらないこと。
最後の貫通時に、刃が氷に噛んですごい衝撃がきます。
少し引き気味で、削った氷をドリルを上下させながら掻きだして、最後にスムーズな貫通でないと、フィニッシュはドリルに負けてカッコ悪いことになります。
また、今年の氷は積雪の関係で例年より厚かったですが、場所が大体決まったらテントを立ててから電動アイスドリルで穴あけするとすごい楽。
バリバステントのような背の低い物でも、70cmの氷に合わせた状態の長さで後からあけれます。
なんて、シーズンも終わって、ポカポカ陽気にこんな記事書くのも変な感じ。(笑)
安い買い物ではないんで、使用していない人は来シーズンに向けて、準備しましょう!

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