先日は故障したエレキがバシッ!と直って気持よかったなぁ〜。
すべての動作確認をしたんで、完全に安心できました。
今回はエレキ(エレクトリックモーター)の話をしたいと思います。
今のボートを購入する際に、エレキを付けないという選択肢は全く考えなかった。
逆に、このオートパイロットを取り付けるのが難しい船であれば購入することは無かったでしょう。
なぜかというと、購入動機の一番の理由は船外機だけでは不安だったから。。
バス釣りをしていた頃は、ミンコタのハンドコン(ハンドコントロール)を使用していたが、エレキには殆どトラブルがなく、逆に船外機のほうが色々なトラブルが出て、エレキだけで出艇場所に戻るということも度々あった。。
事実、現在の船でも船外機のトラブルによってエレキだけで帰港したことがあり、船外機だけで浮かぶというのは、万が一のことを考えれば不安になってしまう。
もちろん仲間と何艇かで浮かぶのが、一番安心出来ることですね。
だから、このオートパイロットは釣果を伸ばすための道具でもあり(実績を伴ってませんが)、船外機の補機としての2つの面を持っているわけです。
ハンドコンでは殆ど無かったトラブルも、機能アップや海で使用するということで、それなりにトラブルが有りましたが、実は私の場合は人為的な事が多かったんです。
最初にあったトラブルは、オートパイロットの電源供給で結構使っている人が多い、トローリングモーターコネクター。
エレキの配線用とショップで売っているが、ハッキリ言って電線は容量が少ないし、コネクター部分がサビてしまうと、サビ落としは不可能に近い。
半年も使用しないうちに電流が流れにくくなり、動作不良を起こし始めたので、このコネクターを外して、エレキはバッテリー直結で使用するようになりました。(ハンドコンはバッテリー直結だったんで、こういうトラブルはもちろん無かった。)
但し、上記の作業の際に切断した部分を繋ぐ際に、スリープという接合するエレキの電源ケーブルに合うものを注文している間、とりあえずとケーブル同士をビニールテープで巻いた状態で使用していたら、すぐにショートしてしまった。
たかが12Vと甘く考えていたが、電圧の問題ではなく電流という流れる量を考えなければならなかったんです。
でも、そう分かってきたつもりでもやってしまう失敗。
これは錆止めにコネクターにグリススプレーを吹きつけて、ショートしてしまった失敗。
いづれにせよ、この時にコントロールボードや他の基板が壊れなかったのは、不幸中の幸いというより、逆に電気というものを甘く見てしまうようになったのかもしれません。
こんな事を繰り返して、現在は下記のシステムにしています。
エレキとディープバッテリーは、写真の赤いエレキの電源コネクターでワンタッチで繋げるようにしてます。
確実に繋ぐ方法として、金属の蝶ネジでケーブルを繋いでましたが、夜明けの薄暗い状態で繋ぐのは時間がかかるし、電極を間違える可能性もある。
蝶ネジ部分の取り付け方によっては、しっかり電気が流れない時もあり、浮かびながら締め付け直しも結構やってました。
これが上記の電源コネクターなら、ワンタッチで取り付け可能で、ワンシーズン使用してトラブル無しです。
また、同時に取り付けたのはうっでぃ〜さんご推薦のサーキットブレーカー。
私の持っているエレキは、本来50Aのサーキットブレーカーを使用したほうがいいようですが、安いということで60Aを取り付けましたが、ちゃんと(?)落ちたこともあるので、機能としては問題なさそうです。
このサーキットブレーカーは、エレキには電源スイッチが無いのですが、電源スイッチ替わりにも使えるので便利です。
電源コネクターに関する記事は
こちら。
購入する際には、
ここのHPのお問い合わせに、エレキの電源コネクターを購入したい旨のメールをしてください。
但し、圧着には大型のハンドプレスが必要です。
壊れるという噂のエレキですが、ちゃんとした知識を持って正しい使い方をする限り、結構壊れないですし、先日交換したコントロールボードも、業者から言わせれば殆ど壊れない優秀な部品なそうです。
スモールボートの方には、保険と思っての購入をおすすめいたします。

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