私だけではないだろうが、古き良き時代への憧れや懐かしさがある。
10年ほど前にバス釣りで、凝ったのがトップというスタイルの釣り。
パラボリックな性格のグラスロッドでのゆったりした時を過ごせる釣りには、古いABUのリールが似合う。
私が好んで使用していたABUは、1973年製と1980年製の5500Cだった。
1973年製のABUは、5500Cの初期型でBigAとか5500Cのロゴがシールで、後の商品との違いがあり、1980年製(1979年製もだが)はサイドカップが山形のブラックのもので、どちらも短期間のみ製造されたもの。
好きな方には「レア」と言われる物です。
まぁ、機能が一緒なら何でもいいじゃないか・・と考える人には理解できないかも知れませんが、これが物欲という病の一部なのです。
バス釣りはアメリカが盛んなんで、アメリカの製品か?と思っちゃいますが、このABUのリールはスウェーデン製。
スウェーデンといえば「スウェーデン鋼」が有名で、鉄鋼業が盛んだったんですね。
車だとボルボが有名ですなぁー。
そんなスウェーデンの物で、ずっと欲しい物があった。
オプティマス199(Ranger)
欲しいけど高嶺の花で、オークションでも年に数台しか出てこないブツ。(パンチョさんがお持ちのようで、ヨダレが・・・・。)
物欲と言うのは膨らむばかりで、手に入れない限りこの病気は治まらないのだ。
体に悪いので、オークションで手に入れました。
出展者は我が家から10kmほどに住んでいる方であった。
オークションでは型式も記載されておらず、ハッキリした状態もわからず、細かい状態を教えて欲しいという質問には、すべて揃っていますというピントが外れた回答。
そんな状態なら安く落札できるかも・・・が、ついつい熱くなってしまった。
商品を手にするまではドキドキで、落札したことへの後悔ばかりが頭に浮かんだが、送られてきた商品にちょっと安心しました。
後ほど磨き上げて、詳しく紹介したいと思います。
先ずは、サイレントバーナーで焼酎のお湯割り。
普通は、コーヒーブレイクなんでしょうな。

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