昨日は、最近お気に入りのドラマ「
ROOKIES」の最終回の日でしたね。
このドラマのテーマソングは、GReeeeNの「キセキ」ですが、今回の話はまさに
奇跡。。
このドラマのある夜に、来月に行われる「夏祭り」に向けて野郎達で話し合いをすることになり、貧乏集団なのでその食材を確保するために男鹿に行ってきました。
狙いは真鯛。
先週、としけんさんがいいサイズの真鯛を2匹釣り上げたポイントに、Asaやんと浮かんだ。
ベタ凪状態の海だが、朝から日差しが強く、先週よりも潮の流れも速い。
先週は60gのジグでさえ底をとれなかったため、今回は90gの鯛カブラを2個購入しておいた。
初めて使う鯛カブラだったが、2投ほどで良型のソイが釣れた。
食材としてはこれだけでは寂しい・・・と思っていたあと、ソイとは違うアタリと共にリールが軽くなり、引き上げてみると見事に16ポンドのリーダーが千切れていた。
う〜ん、丸呑みした真鯛に切られたか??
残りの鯛カブラは1個となったが、その鯛カブラも別のポイントで根がかりしてしまい、その後はブレードを付けたジグなどを投入するが全く反応なし。
先週と同じパターンだ。
魚探にはイワシのような反応もあるが、真鯛のそれらしい表示はでない。
この雲のように「への字」に魚探に反応がでないかなぁ〜。
じりじりとした強い日差しの中、空しく時だけが過ぎていった。
しかし、この魚探反応に出ている魚はなんなんだろう?
Asaやんが試しにサビキを使うと言い出した。
アジでも釣れたら私もやるけどと言って、Asaやんの釣りを見ていたら、青物らしいひき。
上がってきたのは、良型のアジがダブルだった。
私もサビキの用意をして、仕掛けを降ろすと直ぐにアジが釣れた。
嬉しい!!
釣れる場所はピンポイントに近いが、潮の流れが強くエレキでポイントに留まるのは難しいため、流し釣りでそのポイントを攻める。
一流しで1〜3匹。
32〜40cmほどのアジが次々に上がり、クーラーボックスは満杯になった。
30匹ほど、食材としてはバッチリで、波も高くなったので帰港することにした。
アジがこんなに釣れるなんて・・・・まさに奇跡?
Asaやんの気転に感謝。
スロープで船を上げながら、先日購入したスロープレールの写真を撮った。
後でスロープレールについて、ブログで紹介しようと思いつき、何枚かの写真を撮ったのだが、これが新たな奇跡?・・・悲劇を呼ぶとは思いもしなかった。
ボートをトレーラーに積み込み、荷物を車に積み込んで港を後にした。
途中、眠気覚ましにアイスクリームやコーヒーをコンビニで購入しながら、秋田市内を過ぎたころ、最近のパターンの眠気がAsaやんを襲っていた。
静かに目を閉じるAsaやん。
そのまま寝せてもいいのだが、ちょっと意地悪をしようと思い、「あ!!」と言いながら1度車を蛇行させた。
ビックリして目を開けるAsaやん。
私は笑いながら「今日は寝てもいいよ」と、ラジオの電源をONにした。
静か過ぎるとこっちまで眠くなるからね。
真っ直ぐだがアップダウンのある山道を走っていたとき、ふとバックミラーに目をやると、あるはずもない黒い紐がリアガラスの外で揺らいでいたように一瞬見えた気がした。
目を前方に移した次の瞬間、後方でカタンと音がした。
Asaやんもその音に気づき、二人でなんだ?と話したが、あまり気には留めなかった・・・・・が!私はあることを思い出し興ざめした。
それはスロープで写真を撮った時に、車のルーフレールにデジカメを置いたのを思いだしたのだ。
ここまで約50kmも走って、デジカメが載っていたはずもなく、音は全く別の事と思いながら、デジカメをあのままにしていたのか、車の中に入れてなかったか停車してチェックした。
無い・・・・・汗!
先ほど音がした付近に一応戻って、探すが路上にはそれらしいものは無い。
スロープ付近に落ちたと考えれば、今更戻っても2時間。
誰かラッキー!と拾ってしまっているだろう。。
可能性が低いのにAsaやんも巻き込むのは・・・と思っていたら、「どうせ駄目元なんだから戻ろう」とAsaやんの優しいお言葉。。。涙。
そうと決まれば行くぞ!と車をUターンさせて港へ向かった・・・その直ぐ後に・・・。
道路に落ちていたカメラを入れていたケースを発見!
あったあった!!
坂道で駐車するわけにいかないため、Asaやんが降りて私は車を戻してくることに。。
後方でケースをとりに走るAsaやんを見ながら、カメラよ無事であってくれ!
車を戻すと路上にしゃがみ込み、携帯電話のカメラで何やらしている姿を見てすべてを察した。
「Keiさん・・・Keiさん・・・。」と言いながら笑っている。
「これこんな状態」と見せられたカメラは、無残な状態であった。
しかし・・Asaやん笑い過ぎと思いながら、あまりの馬鹿さ加減に私も笑ってしまった。
再現すると
車のルーフレールに差し込んだケース。
ユルユル状態なのに、よくぞ50Kmも載っていたものだ。
ある意味
奇跡だ。
思い起こせば、今年のGWの釣行の際に、購入して1年足らずのカメラを紛失して、新たに購入したカメラ。
あれから僅か3ヶ月の命であったなぁー。
後続車に踏まれたであろうカメラだったが、中にあったSDカードは無事であった。
データが残っているのは幸いとも思ったが、中の画像を見てこのカメラの不幸な一生を益々嘆いてしまった。
最後に写した写真。
「Keiさん撮らないでよ」と言われて、写せということなのかと写した最後の写真。
お前は世界一不幸なカメラだったのかもしれない。。

0