この間の日曜日にカミさんと大型ショッピングセンターに行ったときのこと。
革靴と長靴を発作的に買い、丁度昼飯時だったので、和食のお店に入った。
たまたま、私達の両脇のテーブルには10代のカップル。
どことなく、ぎこちない感じで少し初々しい感じで、ちょっと背伸びして食べに来たという感じかな?と思った。
私はどちらかと言うと、汚い雰囲気のラーメン屋が好みなのだが、カミさんはそんな店は一緒に入ってくれない。
休みの日の外食では、生ビールを昼から飲みたくなる私は、少しカミさんに合わせ妥協している。
同じ様なタイミングで、両脇のテーブルのカップルに食事が来て、食べ始めたのを見ていたが、皆がテーブルにひじを載せ食べている。
自分の身内であれば、「プチッ!」
まぁ、私もマナーのことで言えば、礼儀作法がおよろしいわけではないのだが・・・。
私の子供の頃は、食事のときのしつけが厳しかった。
ちゃぶ台を囲み家族が座るのだが、女・子供は正座をして食べた。
考えてみれば、正座をするというのは、背丈が低い者達にはちゃぶ台が丁度いい高さになり、背筋を伸ばし茶碗を持って食べたほうが食べやすかったように思う。
もちろんひじを載せて・・・なんてことがしたら、重心が傾きちゃぶ台がひっくり返るということもあったかもしれない。
そんな我が家もテーブルとイスになった。
腹が立ってもひっくり返すことは難しい。
腹が立ったら、テーブルを叩く。
ある意味、欧米か!
ちゃぶ台でもないのに、子供達に正座をして食べなさいと教えられない。
サラリーマンが増え、共働きが増え、家族揃って食べると言うことも難しなり、昔のしつけ・マナーを教えられない親が多いのかもしれない。
そうだとしても、今風にアレンジしてでも教えるべきことは教えなければ・・。
恥ずかしいと思わせる前に・・ね。

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