
今日は、私が今まで体験した
「怖かった話」をいくつかまとめて紹介してみますデス。
<ドアノブ>
10年以上前、私が大学生だったときの出来事です。
時間は夜の10時頃。
友人のアパートに遊びに行った私は、部屋に上がりもせずに、
友人と玄関で話し込んでいました。
私は玄関の仕切りのところに腰掛け、
友人は部屋側からドアの方を向いて話をしていたのですが、
その最中に突然友人の
眼が見開かれました。
何事かと思い、友人の視線を追って背後を振り返ると、
私の眼の先50cm位のところで
L字型のドアノブがゆっくりと回転していく
のが見えます。
友人は一人暮らしであり、またこんな時間に
呼び鈴も鳴らさずに尋ねてくるような知り合いもいません。
そして、硬直した二人の目の前でドアノブは回り切り、
ガタン
と、外開きのドアを開けるような力が加わったのが見えました。
幸いにも、ドアの鍵を閉めていたおかげでドアが開くことはなく、
誰かが立ち去る気配の後にドアノブが動くことはありませんでした。
しかし、私と友人は1分ほどの間、動くことすらできず、
ドアノブを凝視しつづけたのでした・・・
(ちなみにその後、そのアパートでは空き巣やら何やらが頻繁に起きて、友人は散々な目に合ってました。)
<ハト>
20年くらい前、私が小学生だったころの話です。
どこかの公園に行ったとき、
ハトの群れにパンくずをばらまいているお爺さんがいました。
お爺さんがニコニコしながらパンをばらまくと、
多く(100羽くらい?)のハト達が一斉に群がるわけで、
このお爺さんすげー!
と子供心に憧れの目で見ていました。
たぶん、野生の生き物を集団で操っているように見えたため、
ちょっとした魔術みたいに感じていたんだと思います。
そのお爺さんは、パンくずを入れたバケツを前面に抱え、
前方にパンをばら撒きつつ後退するようにしていたんですが、
やっぱり後ろが見えなかったのでしょう。
芝生の囲いに設けられた5cmくらいの段差にかかとをぶつけ、
芝生の上に
ドスンとしりもちをついて引っくり返ってしまいました。
その際、
抱えていたパンくずを
自分の上にぶちまけた状態になったんですよ。
そしたらその直後、
ひっくり返ったお爺さんに向かってハト達がすごい勢いで群がり、
パンを(というか、お爺さんを)ついばみはじめました
その様は、どう控え目に見ても
お爺さんがハトに食べられている
ようであり、それを見た私は脱兎のごとく逃げました。
力の限り全力で逃げました。
だってすんげー怖かったんだもん(ぶるぶる)
あのときのお爺さん、大丈夫だったのかなぁ・・・
(オチなし)
・・・
なんか、ダラダラと書いていたら長くなったので、
この
「怖かった話」の続きはまた今度にします。
(というか、需要なさそうなので書かないかもしんないw)
<今日の一言>
大きなカピバラさんを捕獲。
後先考えずに捕獲したため、これを抱えて電車に乗りました。