29日がないもんだからさ、「本日肉の日!」とか幟出してさ、その幟には「毎月29日は」って文言がついたままでさ、、、
せめて隠しなさいよ。
ってか、ないんだから無理にやらなくていいでしょ。
語呂合わせだかダジャレだか知んないけどさ、「29だからニク、肉、肉の日!」って勝手にキャッキャッやってるだけなんでしょ。
アホくさ。
て、スーパーで野菜買いながら思た。
もち、肉は買ってないよん。
今月は8冊。
テレビやラジオで放送が禁止されている歌たち、日本を頼り、日本に翻弄され、日本でその命を終えたベトナム王子、超能力者であることを職業とした人たち、死刑制度に賛成する人たち、反対する人たち、死刑判決を受けた人たち、闇に葬り去られた事件、と第三者。
何故禁止にされたのか、何故放送してはいけないのか、そもそも禁止にしたのは誰なのか。
日本で忘れられ、母国でも歴史上消し去られること、それは正しいことなのか。
完璧じゃないからこそ、100%じゃないからこそ人間。
普通じゃなくても、ちょっと変わっているけども僕らと同じ。
何を思うか、どう考えるかはその人の立場、役割、状況によって変わる。
それぞれが目を背けずに考え、答えを出さなければいけない。
真実とは自分だけのモノ。
他人と同じとは限らない。
読んで、知って、何を感じ、何を考え、何をするか。
それは自分次第。
何かが変わるはず、変わっているはず、変えられるはず。
「想像は力なり」
伝えたいのはコノ言葉かな、と思いました。
ぶらぶらと歩くことは素晴らしい。
飄々と何処かへ行くことに意義がある。
理由、目的なんかいらない。
ただ歩きたいだけ。
ただ旅に出たくなっただけ。
ただそれだけ。
ワタクシもまたそんな旅に出たいと思います。
『海に沈んだ町』
三崎 亜記
不思議なものごと、奇妙なものごと、可笑しなものごと。
それらは少数派だから、珍しいもの、ことだから不思議であり、奇妙であり、可笑しいのである。
したがって、それらがよく見られるようになると、数が増えてくると、あるいは多数派になってしまうと珍しくはなくなり、普通の、当たり前のものごととなる。
そんな視点で人を、世界を書き続ける作家さんです。
この本は短編集。
団地船、影の反乱、ニュータウンの保護、、、
魅力的なフレーズだとは思いませんか?
幻想的だけど現実的。
不思議だけど当たり前。
笑えるけど怖い。
そんな1冊です。
飾り気のないクリスマスツリー。
メープルシロップもバターもないホットケーキ。
塩味だけのおにぎり。
自分が出ていない草野球の試合。
Jリーグの試合(の大半)。
そんなものを思い浮かべてしまいます、吉田さんの作品を読むと。
根本的には重松清さんと近しい書き方、つまり現実をありのままに書く。
そうすることによってしか伝えられないものがある。
それが「人間を書く」ということである。
というところですかね、勝手な解釈としては。
簡単こそ難しい。
そう思う次第です。
ワタクシめ、どうやら純文学はあんま好きじゃないようです。

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