今日は何年ぶりかぐらいに地上派よう見た。
まず『あいのり』。
数回チラチラ見たてもたことあるものの、最後まで見たんは初めて。
恥ずかしいことこの上なしな番組やなぁ。
あんなアツイことを恥ずかしげもなく、しかもテレビで流れてるん分かった上で言ってることがスゴイわ。
しかしまぁ、見てて勉強なったわ。
心理学で習った、ってか自分で調べたことやねんけどな(大学で少しかじってね)、恋愛感情とか友達関係の作り方、大きく言えば人との接し方ってのは、コドモの頃から無意識の内に学んで身に付くものらしい。
例えば親の行動とかを見たり、親や家族、またコドモ同士とかと接していく中で、状況にあった人との接し方を学んだり、親からの愛に接したり恋愛ドラマを見て人を愛するとはどういうことかを学んだり、etc・・・
そういうのが積み重なってった結果が今、ってことらしい。
つまり全ては経験ってこと。
直接、間接問わずね。
あいのり見てたら、出演者らは旅を通して恋、考え方、環境、世界、そして自分について、色んな経験積んでんねんなぁ、って思た。
自分に足りひん部分を経験を積むことによって学んで、そして前進していく。
思っててもなかなか出来んことやからね。
たとえヤラせでもね。
あと、『1リットルの涙』見た。
ちょうど夕方くらいにダイジェストみたいなんやってて、それ見てから見たんやけど(今まで1回も見てなかったから)、最終回だけでも十分やった。
話が美化され過ぎやったけど、まぁそれがドラマ。
“生きていく勇気”ってもんを伝えたい。
それが最後まで諦めずに精一杯生きた人が残したメッセージ。
本を買って読んでみたいと思ったわ。
『1リットルの涙』やないけど、この前読んだ本の話させてもらいます。
タイトルは『天国からのラブレター』、著者は本村洋・弥生。
著者に見覚えある人ない?
6年前の“山口県光市母子殺害事件”、、、覚えてない?
当時18歳やった少年が強姦目的でマンションに押し入り、母親を殺害、息絶えた母親にすがり付き泣き叫ぶ11ヶ月の女の子にまでも手をかけた、あまりにも身勝手で残酷な事件。
残された夫、本村洋さんは当時23歳(奥さんも同い年)。
そう、今のオレとほぼ同じ。
事件当時も興味あって記事は残らず読んでてんけど、この前古本漁りしてたらコノ本に出会って買ってん。
自分と同じ年代(事件当時)の人が経験した残酷な事件。
また、報道では見えてこなかった彼らの実像。
そういうものに触れたくてね。
中身は18歳の交際開始から殺される直前までに書かれたラブレターが載ってるだけ、ただそれだけ。
やけど、その内容がオレに2人の姿をはっきしと見えるものにしてくれた。
なぜ彼らがこんな悲惨な目に?、って思ったのはもちろん、2人をより身近な人として思い込むことも出来た。
そこには1人の人間が精一杯生きてきたっていう証しがあった。
今、本村さんは何を考え、どう思い生きているんやろう?
決して癒されない痛み、、、
生き続けることの苦しみ、、、
生き続けることの意味、、、それが今もアタマの中を廻ってます。
今は全く分からんけど、色んな経験をしてその答えを知ることが、導き出すことが出来れば、、、そんな風に思った。
まだまだ色んな経験が足りんわオレには。

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