朝6時、7時と仕事休みやのに何回も目ぇ覚めたものの、仕事場の主任から電話はかかってこず。
ホッとして、ついつい8時まで寝てもうたわ。
何か気ぃ抜けた感じで、午前中は何もせず終い。
昼前にやっと始動。
弟が通勤に車使ってる(「今日使わん?」ってオレに訊いてきたけど、「使わん」って答えた)から、久方ぶりに単車で風を感じようというわけで、まずはバイク屋へ。先週言ってた後輪のタイヤ交換頼みにね。
少し時間かかるってことで、バイク屋の近くのスーパーで昼メシ買って、近くの公園の日陰のベンチでのんびりランチ。
エエ天気で、空は蒼いし、日向は暑い!
しかし外で食うメシはやっぱエエし、ウマイ!
ホンマこういうん大好きやオレ。
こんなんを“小さな幸せ”って言うんやろかね。
そんなことしてたらタイヤ交換完了。
すぐに取りに行って、痛い出費(¥13,000)に少しテンション下がるものの、すぐ次へ。
ガソリン入れて(単車にガソリン入れるん2ヶ月ぶり)、銀行で金おろして、ガソリンタンクも財布も温まったところで、向かう先は石清水八幡宮!
実は魔の金曜、、、そう朝電話かかってきて急遽出勤した先週の金曜、、、そうあの日、不幸にも愛用の数珠が切れてバラバラなってもうてね。
中学の時から数えて4代目、今年の3月に比叡山で買ったばっかやのに、過去最短で切れてもうてん。。。
ずっと着けてるもんやから、ナイと何か変な感じやねんねコレが。
で、ストックもなかったんで、新しいの買いに行こ思て、どうせ買うなら縁深いとこ、愛着あるとこで買お思て、昔も今も訪れる場所、地元石清水八幡宮行ったってわけ。
おニューのタイヤを慣らしながら(新しいから結構滑るわ)いつもの道を走り、到着した石清水は本殿の大改修中。
やけど、本殿の方までは行けたんで良かった、、、
ものの、神官の人に「数珠置いてますか?」って尋ねたところ「置いておりません」とのこと、、、マジっすか。
って、神社には置いてないか。
「じゃぁ寺行こ」って思い立ち、頭ん中で愛着ある寺を検索。
「・・・ ・・・ ・・・!? 能勢妙見や!!」
愛着ある地元の寺は無人の寺、もしくは数珠置いてる気配ナシのとこばかり。
その他言うても、京都西山の金蔵寺は無人っぽいし(近くの夜景すぽっとへはよく行くけど、寺には行ったことない)、その近くの三鈷寺は売店自体ないし、善峰寺はメジャーな寺すぎて行きたくないし。
そんなこと言ってたら残ったんは能勢妙見。
何てったって今から1年少し前、ここから夜景徘徊が始まったんやからね。
ただ単に妙見行くのもつまらんし、まずは八幡から京都西山方面へ。
<ココからは地図を見ながらお楽しみ下さい>
左を見れば山(金蔵寺、そしてオレのホームコースがある山)と麓に広がる家々&田んぼっていう、気持ちエエ府道10号を北上し、国道9号に合流。
そっからひたすら西へ、、、てとこやけど少し寄り道。
近くにある写真撮ってないスポット=西山団地(京都成章高校の近く)へ行き、昼間の風景を撮影。
明日から天気くずれるってこともあり、空も霞みがかりイマイチやったけど、京都市内や嵐山、すぐ下を走る国道9号なんかが見えて、なかなかの景色やったわ。
<一番視界良好なヘアピンから見た京都市内方面の景色>

関係者以外立ち入り禁止の場所やから長時間景色を堪能することは自重し、その場をあとにし再度西へ西へ。
国道9号走るんダルいから(トラック多い、道混む、車間距離狭くて単車は危ない)途中で針路変更。
つつじヶ丘から山道通る快適爽快なマイホームコース、、、一部の人に分かる呼び方をすれば“野生のシカと遭遇した山道”かな。
その道を通って金蔵寺へと続く道(府道733号)に出ると、金蔵方面には通行止の看板と交通整理のオッチャンが。
ホンマよう通行止なる道やわオレのホームコースは。。。
まぁ今日は金蔵方面ではなく西へ行くんで問題ナシ。
733号を西へ→6号を北上→46号を南へ→407号を北へ、と山道を下っていき、国道423号(京都の亀岡と大阪梅田・御堂筋をつなぐ国道)を南へ。
途中のヘアピンで景色開けて亀岡市方面が望める場所を発見するものの、駐車スペースなくってそのまま素通り。
そして府道732号に乗り西へ、国道477号(兵庫県川西市→大阪府能勢→京都園部→滋賀→三重県四日市をつなぐ国道)に乗り再度南へ、そして府道4号を東へ進み、やっと到着“能勢妙見”。
着いてみるとやっぱ懐かしかったわ。
前来たんは夜やったけど。
そんな思い出に浸りながら本殿の方へと進んでいき、さぁ数珠やて意気込むものの、、、ものの、、、
「売店が、、、売店が、、、本日は閉店いたしました。。。」
坊さんに「数珠売ってないんですか?」って訊いたら、やっぱ売店で売ってるらしくて、「インターホン押してみたら」とのこと。
で何回か鳴らしたものの、不在か寝てるかで反応ナシ。
ココまで来たのに、、、全くツイとらんオレ。
やっぱ厄年やからかなぁ。
仕方ナイんで、展望台から見える景色を涙を流しながら眺め(ウソ)、「LBDFバンザ〜イ!」って大声で叫び(ウソ)、そのまま飛び降りました(ウソ)。
ボクの人生は暗闇続きで前が見えません(多分ウソ)。

展望台からの景色も一緒でだだ霞み。
成仏できなかったLBDFは単車にまたがり山道を疾走。
1時間ちょいで帰宅したとさ。
山道、川沿いの道、暑さとは無縁の世界やったわ。
120kmも走ったから疲れもあるけど、あの爽快感味わってもうたら、やっぱ単車乗りは辞められん! やっぱドライブはエエわ。
そう生前のひでぶ〜は語っておりましたとさ。

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