身体(声)のエンジンの掛かりが遅い遅い。本番明けであったことをさっ引いても遅い。この一年間の疲れが一気に表出しているかのよう。
師走の初仕事。毎年恒例行事の“大森ベルポートで第九を歌おう”(今年も23日16時開演)の合唱団発声指導&第九指導。昨夜は秋から稽古に携わっていましたが今年は長期舞台出演の関係で師走に入ってからの指導参加となりました。声楽“リハビリ中”の高野二郎にはなかなかハードルの高いお仕事。3時間たっぷり声を出しまくり、指揮しまくりで結果的に声帯が程よく充血したせいか、昨夜破綻を来した声から復活したかのようにビンビン高さ40メートルのアトリウムに声が響きわたりました。現在自分でもその時にならないとどんな声が出るかわからないので糠喜びはしませんが、声の調子が戻ると何の心配も無く歌えるので今日のハードルは程よい高さだったかな?と思います。
さて、移動してこれから“死の都”の音楽稽古へ。現代音楽でどんな声が出るのかドキドキです。
