高野が所属する世界最大の声楽家集団“二期会”は今年創立60周年。二期会が主催している津田ホールでの「二期会ゴールデンコンサート」。20日(土)の“テノールの日”と題した若手からベテランまで二期会を代表する15名によるコンサート(二期会のコピー)に出演します。自ら“代表する”なんて思ってないし言えないです(^^;)そう思って頂けるのは有り難いですが。
今日は事前リハーサルで二期会へ。久しぶりにお会いするお歴々。ここ何年かは二期会のテノールで一緒になるのって達ちゃんくらいだったから…然もオペラ、クラシックの現場じゃなくザ・ジェイドだし。出演するオペラやコンサートは東京室内歌劇場、東京オペラプロデュース、地元品川区が中心だったのでなんだかアウェイな気分でした(笑)。
今回は思い入れのあるベートーヴェンの「アデライーデ」を歌います。ピアノの河原さんとも5年振り。彼のピアノで歌える機会はなかなか無いので嬉しいのですが、リハーサル終了後、いきなり
「もう、レ・ミゼラブルには出られないんですか?」
と虚をついた質問が(笑)。昨日、制作発表に出席したばかりです、はい。
来年のカンパニーに参加する旨を伝えると、リハーサル冒頭、歌い出しの私の声を聴いて“司教館”のシーンが直ぐに浮かんできたそうです。河原さんには高野=司教としっかり刻まれていたようでした。
ベートーヴェンの歌曲を歌ってミリエル司教をイメージされる。眠っていた“あの”遺伝子が覚醒したのかもしれませんね。
来年のカンパニーで高野がどの役に配役されるのかは演出家が来日されて立ち稽古が始まらないと決まらないのでまだ、何役で出ますとは申し上げられません。お知らせ出来る時が来たら告知させて頂きます。
最後になりますが、20日のチケットは完売しており、当日券も出ないそうです。申し訳ありません<(_ _)>