明治学院バッハアカデミーの第51回定期演奏会に出演し、ミサ曲イ長調、カンタータ78番のテノールソロを務めました。明治学院のチャペルでバッハを歌うのはこれで最後です。バッハアカデミーの活動が来年一杯で一旦終了するため今回がバッハを演奏するプログラムの最後になりました。思い起こせば2001年に始めて声をかけて頂いたのを切っ掛けに2002年のクリスマスコンサートでクリスマス・オラトリオの抜粋の福音史家を歌わせて頂き、以降テノールソロが必要な作品の演奏に毎回招聘して頂きました。ヨハネ受難曲、クリスマス・オラトリオの福音史家、マタイ受難曲のテノールソロ、ミサ曲ロ短調のテノールソロ、数々のカンタータのソロと沢山バッハを歌わせて頂きました。私が声楽家として重点を置いている宗教曲の演奏活動の殆どをバッハアカデミーでさせて頂きました。CDも3枚リリース出来、本当に良い財産となりました。私にとって大切な活動場所でしたがここで一先ずピリオドを打つことになり寂寥感で一杯です。またいつかあの
チャペルでバッハを歌う機会が持てるよう、しっかり声楽家としても頑張らなければ。
これをもちまして4カ月に渡った掛け持ち週替わり多種多様ジャンル演奏会(笑)期間が終わり、久々に明日からオペラに専念出来る環境となりました!明日の稽古から完全“マクロプロス家の事”モードになります。チェコ語克服、頑張りま〜す。
尚、今回の演奏会はチケット完売等の諸事情により告知を控えさせて頂きました。ご了承下さい。
