北新宿で稽古。ソリストになってから初めてのヴェルディ。普段イタリアオペラを歌わない私にとってはイタリアものに慣れた第一線の歌手たちとの共演は結構緊張します。それにしても今回の私の役セリモは音域が低くなかなかいい声が鳴りません。殆どバリトン。低くて苦戦するのはセルセも同様でしたがセリモはさらに低い!テノールであることを忘れてしまいそう。
稽古後、行きつけのベーゼンドルファーのコンサートグランドピアノが設置されている白龍館(オーナーの創作料理から噂の名物トマトタンメンまで中華がベースの居酒屋ライブハウスとでもいいましょうか)へ。暮れにこちらで忘年会ライブを予定しているのでその打ち合せに伺ったのですがそこにひょっこり、亜●さんが。やはり近くで二●会フィガロの結婚の稽古をしているからでしょう。昨年のオーディション以来の再会でした。●門さん、白龍館オーナーのお嬢さんに「彼はいいですよ、これからの有望株です。」と。すかさず私、「また、使って下さい!」
そりゃそうですよ。そう思ってくれてるなら何で去年のオーディションで2回も…いやいや、それは言うまい。評価してくれていることが判っただけでもヨシとせねば。
そして、閉店後にわかコンサート状態。またも気分良くイナバウアーに興じるのでした。
