掲示板にイタリアで体調を崩したことを書いてしまったので皆様に余計な心配をおかけしてしまったようです。すみませんでした。
イタリアツアーの直前までかなりタイトで厳しい日程をこなしてきたため体が相当参っていたようです。食事も台湾と違い疲れた内蔵には量、質共に厳しかったです。そして行程が連日ハードで睡眠不足(いつもですが)。7時間の時差、初イタリアコンサートへのプレッシャーとストレス等、様々な要因が引き起こしたと考えています。特に乾燥の為、寒暖の差が大きく余りに寒かった為、急遽皮のジャケットを購入して着用していた位でした。体が芯から冷えきるのに大して時間はかかりませんでした。3日目のローマから『お腹急降下!』が始まり帰国前まで戻りませんでした。おまけに風邪の悪寒と関節痛まで。さすがに弱気になりました。ただ、幸い声帯のダメージはありませんでしたから声には影響しませんでしたので何食わぬ顔でコンサートを終えました(ホッ)。
今までも大事な本番で高熱があったり気管支炎で点滴しながらなんてこともありました。大切なのは観客にいかに悟られずに舞台を務めるかに尽きます。観客にとってはその時のパフォーマンスが全てであり、歌い手のコンディションは預かり知るところではないのです。ですから毎回毎回命を削るつもりで舞台を務めるのです(大袈裟ですが)。今回もまったく体調の悪さを悟られずに終えることができました。コンディションはいいにこしたことはありませんが万全の体調で臨めることの方が珍しいという現実がある以上その時のコンディションでのベストを目指すのが精神衛生てきにも健全だと言うことに気が付きました。それ以降は余り取り乱さなくなりました。
因みに今は通常に開通してます(笑)。
