ただ今、大相撲名古屋場所真っ只中。序盤五日目を終えて早くも横綱の独走気配が。それにしても横綱以外の上位陣の相撲に覇気が無い。早くも興味が失せてしまった。注目されるのは花田家の醜聞ばかり。いつからこんな風になってしまったのだろう。かつて力士を志した者としては寂しいかぎり。
同様のことがプロ野球にも言えます。私は親の代からの巨人ファンなのですがここ何年かはすっかり大リーグに浮気しっ放し。決定的だったのは松井選手のヤンキーズ入りでした。松井選手が抜けてからは東京ドームにも行かなくなりました。
プロレスもそうです。幼少時から筋金入りのプロレスファンだった私が最近では中継も観ないし、専門誌も買わなくなって久しいです。
かつて隆盛を誇ったこれらが今、存亡の危機を迎えていると言ったら大袈裟でしょうか。昔は良かった、と言うようになるのは進歩が止まった証拠と思っているので嫌なのですが明らかに昔の方が面白かったと思います。
そして、ふと思うのです。新生レ・ミズより2001年までのレ・ミズが良かったと思う人が多いのはある意味同じ事なのかもしれないと。でも、私は新生の役者として、新生は新生の魅力があり一概に旧レ・ミズと比較は出来ないと思っています。良いものは良いのです。
そんなことに思いを巡らす稽古休みでした。