今日の最高気温は10.8℃、曇り空の一日でした。スッキリしない天気が続いていて、かれこれ1週間以上は太陽が顔を出していません。
今日はオムサロ遺跡公園入り口にある木造廃船を紹介します。廃船に関する案内板は無く、いつの頃のものなのか詳細はわかりません。冬はビニールシートで養生してるようですが、かなり朽ちてるのがわかります。船尾の船名は穴があいていて読めません。
船首にまわると「第二十六大永丸」と書かれてました。
もう一隻、ひとまわり小さい廃船があって、船首には「第五天洋丸」と書かれてました。
船尾についている舵も木製です。ただし、スクリューは鉄製のようでした。私の推測では昭和30年代から40年代前半あたりに使われていた漁船でしょうかね?。個人的にはいつ頃どういう目的で使われていたか興味があるので、案内板を設置して欲しいところです。
オムサロ遺跡公園の看板下に鎮座してますが、国道から見ると看板より廃船の方が目立ちます。廃船のあるところがオムサロ遺跡公園の入り口、と説明した方がわかりやすいです。
こちらがオムサロ遺跡公園の様子です。森林の中に復元された竪穴式住居などがあって、当時の様子がうかがえます。資料室にあった資料によるとこの遺跡の歴史は約1万年前の縄文時代にまでさかのぼるそうです。現在復元されている住居などは約千年前の擦文時代を再現したもののようです。日本史では平安時代から鎌倉時代にかけてにあたります。もちろん和人がまだ北海道に入植していない時代です。
奥に入っていくとエゾリスの姿が見られました。どうやら好奇心につられて私に近づいてきたようです。
周囲をピョンピョン走り回った後、林の奥へ去っていきました。耳がフサフサしてないので、夏毛になってるようです。自然豊かなオムサロ遺跡公園でした。
ついでに国道の反対側(海側)にあるオムサロ原生花園も行ってきました。ハマナスはようやくつぼみが出てきた段階です。黄色いセンダイハギの花は徐々に群生らしくなってきてるようです。写真はハマエンドウの花ではないかと思います。そういえば、オムサロビューハウスにソフトクリームののぼりが立ってました。ここの売店は興部町の乳製品会社の系列だと思うので、きっと美味しいと思いますよ。

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