今日の最高気温は18.7℃、久々に暖かく感じた一日でした。今日はこの春保護された赤ちゃんアザラシのリリース(自然復帰)が行われました。
今回リリースされたのはゴマフアザラシの赤ちゃん5頭でした。クラカケとワモンは居残りとなりました。赤ちゃんたちは保護時に比べて体重が5kg前後増えて14kgほど、体長も10センチ前後大きくなって1メートルほどになりました。
10時30分から赤ちゃんの搬出が始まりました。テレビの取材が来てました。TBSの「夢の扉(日曜午後6:30〜)」という番組の収録とのことです。放送予定日は6月22日とのことですが、あくまでも予定ということで。
ガリンコ号発着場に到着した赤ちゃんゴマ。ちょっと緊張してるかも。
ゲージは二つあって、写真は大きい方のゲージをガリンコ号に積み込むところです。ガリンコ号は11時30分に出航しました。
どのくらい沖なのかわかりませんが、ガリンコ号に揺られること30分。リリースポイントに到着していよいよ放流開始です。奥の小船は取材班で、ダイバーが海に入って放流後の赤ちゃんゴマを水中撮影するという本格的なものでした。
5頭の赤ちゃんゴマは無事に海へ帰っていきました。今回は追いかけて来るシーンはありませんでした。スタッフの話では最も理想的なリリースだったそうです。衰弱していた赤ちゃんゴマをみんな元気にして海へ郷帰りさせたとっかりセンターのみなさん、大変お疲れ様でした。赤ちゃんゴマの今後の幸運を願ってます。

0