※今回はバンドの性格上、不愉快・好ましくない表現が含まれることが
あります。
※MCは一言一句合致するものではありません。また曲順は多少間違って
いる可能性があります。
〜地球デビュー25周年記念・期間限定再集結〜
聖飢魔II ICBM(Inter Continental Black Mass) TOUR FINAL
を観に、有楽町駅の傍にある東京国際フォーラム ホールAに行って
来ました。
中野サンプラザの黒ミサ参拝券(コンサート・チケット)の抽選には
ハズレてしまいましたが、東京国際フォーラム ホールAでの追加が
決定し、そちらの抽選には当選しました。
しかし席は悪いです。2階席の後ろのほうです。東京国際フォーラム
ホールAではデュラン・デュランやマリリン・マンソンを観たことが
ありますが5,000名規模のホールですので、表情まではわかりませんが
それなりに見えます。
まずはお約束のツアー・グッズ売り場へ。X JAPANと違って余裕で
買える。まぁ前日も黒ミサがあったこともあるかもしれませんが。
聖飢魔IIのドールがありました。一体22,000円!株式会社グルーヴの
「TAEYANG(テヤン)」をベースに聖飢魔IIの戦闘服を製作する
JAP工房が手掛けます。ドールの表情はカワイイのですが、実にリアルに
再現されています。


そして、聖飢魔IIのラベルが貼られている「凶炭酸地獄 METAL COLA」
がありました。どんな味なの?とたずねると、「鉄分が入ってまして、
血の味・・・みたいな」という回答。試しに買いましたが、普通の
コーラとペプシNEXのほうが炭酸がキツイかも。私にとっては甘いカナ。


会場に入ると・・・あ、モニタないんだ・・・残念。17:45頃、
黒ミサが始まった。実は、聖飢魔IIは地球メジャー・デビュー時の
「悪魔が来りてヘヴィメタる」の頃から存じていますが、生の黒ミサは
初めて観ます。ステージは中央に階段、棺、洞穴など廃墟というか墓場
というイメージです。重くゆったりした感じの“GO AHEAD!”が
オープニングです。もっと勢いのある曲をもってくるのが普通なんだと
思いますが、この辺りは聖飢魔IIらしいということなのかな。その後は
勢いのある曲が続きます。聖飢魔IIはMCが面白いと評判ですが、最初は
MCも真面目で芝居がかった感じかと思えば、お笑い系のMCっだったりで
楽しかったです。スカパーの3D生中継もあったようで、構成員紹介の
MCではリンゴの模造品を3Dモニタに向かって投げるシーンも。 放送局
から事前に「問題ありますね・・・」とコメントがあったそうです。
下ネタ系で下品だったり、地方の方言を差別するかのような誤解を受ける
MCがあるらしい(というか実際あったけど)。あくまで
エンターテイメントとお断りを入れていた。お約束だが、お茶の間で
観ているやつらに叫んでやろう「(生で観られなくて)ざまあみろ!」
とMCが入り、全員でざまあみろと叫ぶ(笑)
新曲の“BABIES IN THEIR DREAMS”、バラードの“BAD AGAIN”が
終わると「ここで第一部が終了です」とアナウンスが入り、客電が点く。
開始後、約1時間です。どうやら二部構成らしい。常連の信者さん
(ファン)達はよく知ってる感じでした。15分の休憩です。
第二部はゴジラのテーマから始まり、デーモン小暮が棺から現れる。
“聖飢魔II ミサ曲第II番「創世紀」 ”、“地獄の皇太子”と続く。
そして“アダムの林檎”で使うリンゴのMC。銘柄は「紅玉」で東北北部
からいつも7〜10個直接取り寄せるとのこと。紅玉のコウは「くれない」
とも読む。Xジャンプをするデーモン小暮(笑)。紅玉は方言で
「ま○こう」という(笑)そして信者の男女を問わず「ま○こう」と
叫ばせるよう誘導(笑)そしてボソッと「灰皿にテキーラ」とか言って
るし(汗)
“アダムの林檎”ではリンゴを構成員達が各1個をかじり、客席に
向かって投げるパフォーマンスも。
構成員紹介のMCでは今回の再集結に際し、長年、ギターを担当して
いたエース清水と入れ替わり、一度脱退していたジェイル大橋が復帰して
いた。ジェイル大橋は「今回、上手でギターを弾くにあたり複雑な思いを
抱いた信者もいたことと思う。でも大歓声で迎えられ、構成員や従者や
スタッフも暖かく迎えてくれて嬉しく思う」とコメントした。その後の
ギターのルーク篁三世の番になるとステージの袖から自転車(ロード
バイク)で登場し、ステージを走る。ルークは、「ジェイルが良いコメント
してるからさぁ。すごい出にくかったよ(爆笑)。ウチらこういう打ち合わせ
しないで好きにやるからさぁ。」 素でやってるので面白いです。
“FIRE AFTER FIRE”ではローマ風の柱が地面から生えたり、
上からは怪獣が降りてきたり、炎が上がったりとステージの仕掛けも
クライマックスという感じで、第二部が終了。
今度は客電は暗いままで、アンコールへと続く。
アンコールはバラード調の“嵐の予感”で始まった。そして次の
“Jack The Ripper”は切り裂きジャックをモチーフにした曲。
曲中の「コ・ロ・セ!」は全員で叫ぶのがお約束。前日は旧構成員の
ゾット星島も乱入したとか。
最後のMCでは、デーモン小暮がNHKから来春の相撲の中継のオファー
があったそうで、紅白に出させてくれるなら出てもいいぞと返事すると、
スポーツ班の我々ではそれは無理ですというような回答があったとの
こと。地球デビュー25周年再集結はいつまでという質問がある。31日
までではあるが、12月は音楽番組の特番が多くあるもののオファーは
ひとつもないとのことで、事実上今日が最期となる。
特に賞をもらうわけでもなく、人間国宝も取れないしな。無冠の帝王…
我々の冠はお前(信者)たちだ。その言葉に信者からは歓声と拍手が
湧き上がる。
オーラスは“EL DORADO”。大盛り上がりで、ルークはステージ下の
通路まで降りてギターを演奏するシーンもあった。曲が終了し、信者たち
の歓声と拍手に応える構成員。そして構成員はステージ前方に整列し、
ルーク、ゼノン、ジェイル、ライデン、デーモンの順で後ろの階段を上り、
最初地球が映されていたところが白い月のようになっていて、そこから
一悪魔一悪魔、魔界へ帰って行った。デーモンは「それでは、聖飢魔II
とは違う形でまた逢おう」と言い残して帰って行った。
客席では1階席と2階席で「三々五々」が行われた。私には何の事だか
わからなかったが、信者の集いで構成員によって儀式的に行われた
「三々五々」を最期にやろうと信者の間で企画されたらしい。だがそれに
よって、演奏曲が減ったり、時間が押して会場使用料が主催者側の負担
になるようならやらないほうが良いと賛否両論だったようだ。そこで、
1階と2階でお互いに信者同士で慰労のような感じで行われていました。
私は黒ミサ終了後は、熱狂的な信者のコスプレを拝見しました。
現構成員のデーモン小暮、ライデン湯澤、ルーク篁三世、ゼノン石川、
ジェイル大橋や黒装束は勿論のこと、ダミアン浜田やゾット星島や
エース清水のコスプレも居ました。さすが千秋楽、皆さん決まってます!
こうして私の初の黒ミサ体験が終了しましたが楽しめました(^O^)
SET LIST
第一部
“GO AHEAD!”
“WINNER!”
“STAINLESS NIGHT”
“1999 Secret Object”
“REVOLUTION HAS COME”
“BABIES IN THEIR DREAMS”
“BAD AGAIN”
第二部
SE〜ゴジラのテーマ
“聖飢魔II ミサ曲第II番「創世紀」”
“地獄の皇太子”
“アダムの林檎”
“RATSBANE”
“秘密の花園”
“DEMON'S NIGHT”
“害獣達の墓場”
“蝋人形の館”
“BRAND NEW SONG”
“FIRE AFTER FIRE”
Encore
“嵐の予感”
“Jack The Ripper”
“EL DORADO”





1