朝、さすがに疲労が溜まってきているようで、なかなか起きられない。
7:30頃の出発となった。道そのものは空いているので快調にトバすが
8時からの走行には間に合わなかった。レース終了後の
サーキットクルージングに申し込んだ。1番乗りだった(^^)
GP-MONOクラスのウォームアップ走行が終了してST600クラスの
ウォームアップ走行を観た。ピットの上でSP忠男レーシングの
清水チーフメカと逢ったので、挨拶するが非常に忙しそうだったので、
それ以降は話しかけなかった。
GP250クラスのウォームアップ走行中にパドックウォークをしつつ、
ダンロップ・コーナー奥へ向かう。昨年は観なかった観戦ポイントだ。
観れる区間としてはダンロップ・コーナー立ち上がり〜第2ヘアピンまで
なので短いのだが、すぐガードレール脇で観れるのでかなりコースに近い
ポイントだ。ここでJSB1000クラスのウォームアップ走行を観ることに。
今年のご贔屓チームは先程のSP忠男レーシングとJSB1000クラスと
ST600クラスのダブル・エントリーをしている
ヨシムラSUZUKI with JOMOだ。ヨシムラは昔から好きなチーム
なので例年ご贔屓にしている。秋吉耕佑選手が昨シーズンの後半から
ヨシムラから参戦したこともあってか渡辺篤選手にも良い刺激になった
のか今シーズンのヨシムラはすごく調子が良い。ツインリンクもてぎでは
雨で赤旗になる前までは1-2フィニッシュか!?という勢いだった。
鈴鹿2&4でも渡辺選手は2位でフィニッシュ!今回こそ優勝に期待が
掛かる。
JSB1000クラスのウォームアップ走行が終わり、Aパドックのほうに
向かって歩いていると丁度、渡辺選手が戻ってきたので声を掛けた。
挨拶を交わし、
levine: 「今回の調子はどうですか?」
渡辺選手: 「2つあるから、どっちか行けるんじゃないかな。」
なかなか自信があるのかないのかよくわからないコメントだった。
友人が今回は走っているようだったのでGP-MONOクラスの決勝では
あったが北ゲートのほうまでウロウロしてみたが、残念ながら発見
できなかった。
GP125クラスの決勝は1コーナーで観ることにした。ウロウロし過ぎて
ちょっと疲れたので落ち着いて観ることに。スペイン帰りであり
MotoGPアカデミーに合格した中上貴晶選手が序盤こそ出遅れたが
独走で優勝した。現在はまだ中学生なので将来が有望な選手だ。
ST600クラスが始まる前に軽い食事を取り、引き続き1コーナーで観戦。
ヨシムラの渡辺選手はポールポジション。SP忠男レーシングの
大崎誠之選手は7番グリッドからのスタートだ。
3番グリッドスタートの安田毅史選手が2戦連続でホールショットを奪う。
ポールの渡辺選手は2番手。スタート直後の第1ヘアピンで藤原儀彦選手
が転倒。これを避けるために大崎選手が遅れてしまう。数周を観戦して、
ダンロップ・コーナー奥へ移動。渡辺選手は徐々に差を縮めていき10周目
には、安田選手のテールを捕らえることに成功。開幕戦のウイナー
酒井大作選手は、ポジションを上げていき、11周目に3番手に浮上。
しかし、12周目のMCコーナーの切り返しで転倒しリタイヤとなった。
トップ争いは、16周目の1コーナーで渡辺選手が仕掛け、初めてトップに
立つが、その直後のダンロップコーナーで安田選手が渡辺選手のインを
突いて抜き返す。
そのまま周回をかさねレース終盤に突入。26周目に渡辺選手が、
27周目に安田選手が、それぞれ1コーナーでトップを奪う。そして、
29周目の1コーナーで再び渡辺選手が安田選手をかわしてトップに立ち、
最終ラップに突入していく。渡辺選手と安田選手のバトルは最後まで
続く。バックストレートから最終コーナーのブレーキングを安田選手が
遅らせるが、タイヤがスライドしてしまいコースアウトしかけた。そして
安田選手の猛追を振り切った渡辺選手がST600クラス初優勝を
飾った。安田選手は2位でゴール。3位にはビッグマシン誌でお馴染みの
新垣敏之選手入った。大崎選手は5位でフィニッシュ。
渡辺選手は今朝の「どっちか1つは」の1つを有言実行した!おめでとうっ!!
GP250クラスが始まる前に友人と逢えた。1コーナーで観戦することに
なった。
2番グリッドスタートの高橋江紀選手がホールショットを奪った。一緒に
観ていた友人の連れは「セッティングが合っていない。」とコメント
した。サスセッティングが合っておらず無理矢理曲げている感じとのことだった。その言葉通り、高橋選手はジリ貧となっていった。
トップが横江竜司選手になると開幕戦のように独走かと思われたが、
ラタパー・ウィライロー選手が猛追する。最終的には、横江選手、
ラパター選手、及川誠人選手の順でチェッカーを受けた。宇井陽一選手
は5位でフィニッシュした。
JSB1000クラスは、ST600クラスと同じように序盤を1コーナーで、
中盤以降をダンロップ・コーナー奥で観ることにした。
ポールポジションはディフェンディングチャンピオンの伊藤真一選手。
2番グリッドにヨシムラの秋吉耕佑選手、3番グリッドに渡辺選手が続く。
ホールショットを秋吉選手が奪い、2番手に山口辰也選手、3番手に
小西良輝選手が続き、やや出遅れて渡辺選手が続く。7周目には
渡辺選手が小西選手かわして3番手に浮上。出遅れていた伊藤選手も
5番手まで浮上し、9周目には4番手に浮上。トップ集団は、秋吉選手
・山口選手・渡辺選手・伊藤選手となった。
14周目に秋吉選手のリアサスにトラブルが発生し、19周目、遂に
1コーナーの進入で秋吉選手が山口選手にかわされてしまう。そして直後
の20周目に3番手を走行していた渡辺選手が秋吉選手をかわして2番手
に浮上。更に21周目の最終コーナーで山口選手をかわして遂に渡辺選手
はトップに浮上する。だが20周目に秋吉選手をかわした伊藤選手が
23周目には山口選手をかわして2番手に浮上。渡辺選手と伊藤選手の
差は1周ごとに詰まっていき、27周目にはテールtoノーズとなって
しまう。そして、29周目の第1コーナーの進入で伊藤選手は渡辺選手
のインを刺してトップにでるが、渡辺選手は前回の鈴鹿2&4でのリベンジ
を果たすべく抜き返し、抜きつ抜かれつのデッドヒートを展開。そのまま
渡辺選手は伊藤選手をおさえて抜かせない。最終周、渡辺選手の真後ろ
に付けて抜くタイミングを見計らっていた伊藤選手は裏のストレートから
最終コーナーで渡辺選手を抜きにかかるが、渡辺選手が伊藤選手を抑え
きり、1車身差でチェッカー。渡辺選手は今シーズン初優勝とともに、
ST600優勝とのダブル優勝というヨシムラにとって1989年以来の
17年振りの快挙を成し遂げた。一方の秋吉選手はマシントラブルで
ペースを上げられずにいたが4位でフィニッシュとなった。
どっちか1つどころかダブルウィンという快挙は素晴らしい!開幕戦は
Kawasaki-Dayとなったが、今日はヨシムラDayとなった!
ちなみに柳川明選手はレース後の車検で車両規定違反が発覚し、失格
となっている。
レース後にヨシムラのピットへ行くとヨシムラの吉村不二雄 社長が
「2つも勝っちゃったよー!」と嬉しそうに話していた。渡辺選手が
戻ってくるのを待っていたが、サーキット・クルージングの時刻が迫り、
残念ながらピットをあとにした。
サーキット・クルージングは所謂、体験走行だ。先日の試乗会でコース
レイアウト自体は把握しているので今回は余裕を持ってライディングを
試した。
サーキット・クルージングを終えた後は荷物を載せて筑波サーキットを
あとにし、帰途についた。
*画像は後日良いのがあったらUpします。

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