昨日は
端午の節句料理の講座でした。
端午といえばやはり、男の子のお節句のイメージがありますが、古くは田植え前に女子がおうちにお篭りし、穢れを落とす行事だったとか。やがて武家社会になって、菖蒲が尚武と同じ音であることや菖蒲の葉が剣を連想させることなどから、男子の節句となったそうです。
さて、端午の節句料理といえば代表格は粽ですよね。お菓子のほうは川端道喜さんが有名ですけれども、お寿司は有職(気がついたらとっくに名前が変わっていて「福槌」になってました)のものをよく食べました。庶民にとっては大変な高級品で家では当然食べられなかったですが、友人のおうちでは何の気なしにこの有職の茶巾や粽を食べていて、おいしさよりもそのお寿司が持っているオーラのようなものにすごく引かれたことを思い出します。
今回はスモークサーモン+大葉、鯛の昆布〆+木の芽、干し椎茸煮+炒り胡麻の3種を作りました。円錐形にして巻いていくのがちょっと難しかったでしょうか。
また、これも音が同じな旬の鰹(勝雄、勝男)を使ってすり流しを、そして箸休めに天豆の旨煮を作りました。
初節句の方もおいでになり、早速作っていただけるとかで、うれしく思いました。
次回は6月に七夕の料理です。
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