3月18・19日開催の大阪現代演劇祭という演劇イベントで維新派がショートパフォーマンスを行うというので、大阪市旭区の芸術創造館へ観に行った。
維新派は、18日のオープニングを飾る13時〜約10分間の出演との事。
13時前に着き、会場受付へ向かうと、入口手前に維新派主宰の松本さんの姿が見えた。
相変わらずおじいちゃんみたいな風貌で煙草吸ってはった。
雑誌やテレビや野外の劇場などで見かけるときもいっつも煙草吸って黄昏れてはる姿。
定番な感じ(笑)
3階の会場へ行き、座布団代わりのクッションを渡され、一番前に座った。(自由席)
13時になり、最初はイベントの主催者や司会者などの挨拶。
そして13時10分頃ようやく維新派の出番の声がかかり、白塗り・白シャツ・黒ズボンという少年姿の役者陣が小さな平面舞台に上がった。
今回の演目は、1994年『ヂャンヂャン☆オペラ 青空』の「オ★オ★サ★カ」と、1991年『ヂャンヂャン☆オペラ 少年街』の「路地の蒸気機関車」。
私が維新派を知ったのが1993年、実際観に行き始めたんは1996年やから、どちらも初演は観た事ない。
でも『青空』は公演ビデオ観て知ってるし、『路地の蒸気機関車』はCDで聴いた事あるのと数年前の同イベントでもそれを演じられて知っていた。
『オオサカ』は、第二次世界大戦直後の大阪で浮浪児と呼ばれた少年たちのオオサカ焼跡地図。
大阪の地名、時代背景を示す言葉を、リズミカルでジャズの様なメロディーに乗せて発しながら、モノクロームの街を駆け巡る少年たちの様を描いた作品。
『路地の蒸気機関車』は、スクラップを満載した少年たちの蒸気機関車が都市の路地から路地へと走る様を描いた作品。
どちらも躍動感の溢れるパフォーマンスで、昔より少しアレンジしてはったけど良かった☆
たった約10分という短いパフォーマンスだったけど、何もない舞台セットなくても、内橋さんの音楽と役者陣の声と動き…それだけで十分その場が維新派空間となった(^-^)
ほんま短い時間やったけど、観に行って良かったわ〜♪(=^▽^=)


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