2009/11/18
3ヶ月に渡る講座とワークショップを終了し、
フード・マイレージ ディレクターを取得しました。
フードマイレージは食と環境を考える指標、キッカケです。
改めて食と健康、環境を見直す事で栄養バランスを改善し、
自給率向上や環境負荷低減につなげたい。
ここで得た知識と人脈を、今後に生かしたいと思います。

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2009/10/19
フードマイレージ実践講座の第3回目。
前半は伝統野菜に関しての講義。
伝統野菜とは何なのか、保護し広めて行くためにどんな活動をしているのか。
沢山の写真や事例を踏まえたお話で、大変面白く有意義な時間でした。
現在市場に流通している野菜は交配種。
強くカタチが良いものが育つように改良されたもの。
交配種からとれた野菜の種を使っても同じ野菜は育たない。
つまり市場の野菜は、種を農家が買って育てている。
一方、伝統野菜は昔からの種類、方法で栽培されている。
亀戸ダイコン、寺島ナス、東京長カブ、谷中ショウガ、
伝統小松菜、奥多摩ワサビ等々。
江戸伝統野菜ってのは思った以上に沢山あるのですね。
後半はフードマイレージの計算方法について。
地産地消、国内流通、海外を含めた流通、3パターンによるケーススタディ。
フードマイレージと二酸化炭素排出量から、その値を比較します。
距離と輸送手段が大きく関わってくるのです。
詳細にやればきりがないけれど、とっかかりとしてはわかりやすい。
だいぶフードマイレージの考え方が体に染み込んできました。
毎回宿題が出されるのですが、今回は優秀賞に選ばれまして、
ご褒美を頂きました。金沢21世紀美術館のリーフピンです。カワイイ。


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2009/9/20
フードマイレージ実践講座、第二回。
冒頭の1時間は、何故か「話し方講座」
当初のカリキュラムには予定されていませんでしたが、
急遽組み込んだ感じでの講座になりました。
超基礎という感じで、普段仕事で普通にやっていることばかり。
Jackyなどのプロに教わっている立場としては、
物足りない感じがあり、微妙な時間でした。
後半はフードマイレージの応用編。
フードマイレージの計算方法について具体的な説明がありました。
生産拠点を各国の首都にしたり、出港場所が1カ所だったり、
全てをコンテナ輸送としていたりと、前提条件がかなり思い切った内容です。
基本は輸送量に輸送距離をかけた値がフードマイレージ。
前提条件を考えるとフードマイレージというのは
絶対値にあまり意味は無く、相対比較することで初めて効果が現れるんですね。
次回は実践編ということで、ケーススタディになります。

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2009/9/3
フードマイレージ実践講座の第一回。
講師は農水省にお勤めの方です。
フードマイレージの概要理解が目的。
いくつかのレベルに分けて背景を学びます。
・家庭における安全、安心、健康
・農業や食料供給
・地球規模における環境問題
一方で、FMの限界もあります。
・ルートの特定が難しい
・食料はマイレージのごく一部にすぎない
(食料以外にも考慮すべきマイレージは多い)
・輸送手段によってCO2が大きく異なる
・マイレージが考慮しているのは輸送のみ
(生産、加工、包装等のプロセスは加味していない)
特に輸送手段については、直売所(地産地消)のジレンマもあります。
車で1時間くらいかけて直売所に野菜を買いにいくより、
遠くてもタンカー輸送で港に入荷されたものをその場で消費した方が
CO2排出量が少なくてすむのです。
つまり、フードマイレージそのものが何かを解決する訳ではなく、
諸問題を考えるキッカケとしての指標的意味合いが大きいのですね。

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2009/8/13
野菜ソムリエに続き、フードマイレージプランナーの勉強をする事にしました。
環境面から、安全安心の面から、あるいは伝統継承という視点から、
フードマイレージに対する関心度が高まっています。
とはいえ、まだまだ歴史の浅い分野ですので
枠にとらわれず、自分から貪欲に学んでいきたいと思います。

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