衣装を見始めて感じたこと…いいものは高い!ここらへん、大・大人婚で分別がありすぎるふたりとしては、無理をしたくないところ。これが20代そこそこの若者カップルだと、一生に一度のことだしぃ〜♪と盛り上がっちゃうのだろうが、妙に冷静。もっとお得なところで見てみようか?と、他のお衣装も見に行くことにした。う〜みゅ、こっちだと半値以下だよね。意外と可愛いのあるし。
白無垢の試着はできなかったが、色打掛は何枚か羽織らせてもらう。赤いのはTHE婚礼!って感じだし、十二単風の紫はなかなかインパクト強し。黒も正装っぽくていいよね〜(*^^*)でもね、ここで大・大人婚なわけですよ…(悲)。十二単風の紫を着ると、「大奥」でイヂワルしまくった高島礼子風、黒に金の鶴模様を羽織ると、まさに大奥総取締り役の滝川になってしまう。おのれ、浅野ゆう子か!「姐さん、迫力あるねぇ〜」と背後で笑うヤカラひとり…。結婚式は適切な年齢でするべきだと悟るにゃんこ =^^;= まぁ、今さら言っても時間は元に戻せないからしょうがない。


どーせなら、スンゴイ衣装も見ちゃおうかな?と思い立って寄りこんだのが、銀座にある京都の呉服屋さんが経営するレンタルショップ。入口だけでビビるも、勇気を出して踏み込んだ。一面鏡張りの松の廊下のような試着スペース。こえぇ(><; ここでも「お嬢さま」を連発される。イタイ…。ものすごい段数の漆塗りの引き出しから出してきたのは、妙に凝った刺繍のある白無垢と、一面に金箔押しを施した朱の色打掛。金糸銀糸の刺繍の入った白無垢はレンタル料30万、金彩だらけの打掛は作家物でレンタル料200万だって…。どんだけぇ〜!!全体にほどこされた金彩が唐草模様に見えちゃうんですけど(0^;


でもね、嬉しかったことがひとつ。この金彩の打掛の作家さん「和田光正」氏は、にゃんこが以前勝負着物として買った金彩の訪問着を作った方だった。反物に56万って付いてたけど、ほんとだったんだ…これをお仕立て込み10万でゲッチュしたのは、お買い得だったのね〜(^^v 冷やかしのつもりで見に行ったお店だけど、いいこと発見しちゃった♪ しかし、こういうのを借りる方がいるんですねぇ…オソルベシ婚礼産業。いろいろ勉強になりましたわ m(..)m
金彩友禅・和田光正氏HP→
http://www.wada-mitsumasa.com/
すんごい打掛を見たのはこちら(興味ある方は、目の保養など…)
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http://www.kyokane.co.jp/dress_catalog/index_waso.html